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子どもたちが歓声を上げる大きなくじらぐもの作り方

今年度、以前一年生を担任した際に教えてもらったくじらぐもを作成しました。いつか作ってみたいと思っていたくじらぐもを作成したところ、子どもたちにとっても喜んでもらえたので作り方を書き残したいと思います。

約2メートルを越える大きなくじらぐも


◉所要時間
児童 45分
教師 30分

◉材料
白の模造紙3枚
八切り画用紙を4分の位置にしたもの、人数分
ピンクの八切り画用紙を8等分したくらいの大きさ、人数分

◉指導者道具
養生テープ
油性ペン 水色、赤

◉児童道具
色鉛筆
ネームペン
はさみ

◉事前準備
子どもたちは、くじらぐもに乗った自分の姿とセリフをノートに書いておく。
✳︎お話の子どもたちのように、体操服着た自分が描けているかを確認する。

◉くじらぐもの作り方
1.黒板に白い模造紙を縦に3枚、マグネットを使って貼る。

2.教科書をみながら、3枚並べた模造紙に鉛筆でくじらぐものかたちを描く。

※もし、絵が苦手な場合は、プロジェクターを活用して、拡大した絵を模造紙に投影してなぞることもできるかと思います。私のおすすめは、味わい深い手描きです。

3.頭部、腹部、尻尾が描かれた3枚から、一枚づつはずし、下書きの線に沿って手で紙をちぎっていく。
手で紙をちぎっていくと、ハサミでは表せない、ふわふわな感じになります。

4.最初は難しく感じるので、形が単純な腹部からちぎっていくと良いです。腹部→尻尾→頭部でやりましょう。

5.頭部、腹部、尻尾をちぎったら、養生テープで、繋げます。

6.表に返して、水色のペンでくじらぐもの目、口、ヒレを描きます。赤いペンで、チークを描きます。

7.黒板にくじらぐもを掲示し、翌朝登校した子ども達が気づくようにします。


◉くじらぐもに乗った絵と吹き出しの作り方 
1.白い画用紙に自分の姿を鉛筆で描き、ネームペンでなぞり色鉛筆でぬる。
✳︎色は、しっかり濃く塗るように指導する。

2.ピンクの画用紙にセリフを書く。吹き出しの形は、自分の描いた姿に合うように各自が向きを考えて描く。

3.くじらぐもにのった自分の姿と吹き出しを切り取る。

4.完成したら、くじらぐもに乗った自分の姿の絵と吹き出しにのりを塗って持って来るように伝え、一緒にくじらぐもに乗せていきます。

3月になっても体育の時間に、「あの雲くじらぐもみたいだねぇ」と、話しています。
子どもたちの心に残る活動になるかと思います。皆さんの参考になれば幸いです。

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