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外国語×ロイロノート指導実践

本日、外国語の指導にロイロノートを活用してみました。
6年生 Let’s go to Italyの単元です。第一時でした。かなり手応えがありましたので、共有いたします。

第一時のめあては、「おすすめの国を伝えよう」で、ターゲットセンテンスは、

I want to go to _______.
_____ is a nice country. 

でした。いつものファイブステップスレッスンの流れで指導を行い、Activity2に、ロイロノートの活動を取り入れてみました。

ロイロノートに、おすすめの国や地域の旗の画像を提出するように伝えました。

実践した4クラスほぼ全ての児童が、スムーズにロイロノートを使いこなせていました。

最初に指導したクラスでは、皆が旗を提出して終わったのですが、それだけでは思考が深まるような学びになっていないなと感じました。

そこで、次のクラスでは、提出した後に言語活動を活発化させようと考えました。

一通り提出が終わった後、次のように尋ねました。

みなさんが提出した旗を見て、どこの国の旗かわからないのはありますか?
〇〇さんの旗がどこのものなのかわからないので、知りたいです。

ここからはALTの先生が英語で尋ねました。

Hello, 〇〇san. 
Where do you want to go? 
I want to go to Hokkaido. 
Oh. I see! 

ここでやり取りを終えていたのですが、今思えば、さらに、Why? と尋ね、
Hokkaido is beautiful! 
I like Hokkaido. 
などとやり取りができればよかったと思います。

最後のクラスの指導では、ロイロノートの授業におけるライブ感を出したいと考えました。

提出する時は、
I want to go to ___! と大きな声で言って提出してね。

しかし、児童は、特に何も言わずにロイロノートに提出し始めました。おそらく、指名されてもいない中で、自ら声を上げることに抵抗があったと思います。また、かなりユニークな提出の仕方だったので、イメージが湧かなかったのかも知れません。

児童の様子を踏まえ、提出して画面に旗が表示されたらALTが、その児童にどこに行きたいのか尋ねるようにお願いしました。

Hello,〇〇. 
Where do you want to go?
I want to go to Germany! 
Oh, that’s  nice! 

このような言語活動を繰り返すことで、全員がおすすめの国について発言することができました。ロイロノートの作業と授業における言語活動が臨場感を持って結びついたような気がしました。しかし、まだまだ、ICTの効果的な活用法について検討する余地があると感じました。

教師が児童の様子から学び、改善を図っていくことで、効果的な指導になっていくと思います。

授業後の板書


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