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鳥貴族ラバーと鳥貴族に行きたくて仕方ない

アイキャッチは鳥貴族とは関係ない、好きな焼き鳥の写真。「ちょうちん」という大好きな希少部位。噛むと、じゅわっと口いっぱいに卵黄が広がって心が満たされる。

「ちょうちん」は鶏の「ひも」と「きんかん」を一緒に串にさして焼鳥にしたもののことを言います。 ※鶏の卵巣の中で卵の形になる前の卵黄の部分を「きんかん」、卵が産卵されるまできんかんが通ってくる輸卵管や卵巣にあたる部分が「ひも」になります。

引用:【焼鳥部位のご紹介】希少部位「ちょうちん」


大学生のときは鳥貴族大好きだったのに、社会人になってから全然行けてないのが寂しい。1人でも物理的に行けるのに行かないのは、たぶん人と行きたいんだと思う。鳥貴族が美味しいから大好きと思う人と行きたいから、ハードル高くなっている。鳥貴族に感じる価値が安くてまあまあ美味しいという方と行くと、熱量・価値観ともに合わないと思う。鳥貴族の本髄は美味しいことであり、お手頃な価格はあくまでスパイス、気兼ねなく注文できるという楽しみを加速させる要素。肝心な部分の価値を見落とされては困る。

大学生の時に心から好きで鳥貴族に行ってたのに、当時たまに遊んでた人に「安い女」って言われて、鼻で笑われたのを相当根にもってる。今思うと、色々とアウトすぎる。勝手に人の価値を低く見積もるなって思う。話を戻して、どれくらい鳥貴族が好きだったかというと、世間話で関ジャニで誰が好きかという話題になったとき、お父さんが鳥貴族の社長だからという理由で大倉くんと答えてたくらい。

思えば、鳥貴族に行くと、だいたいこんな流れだった気がする。金麦のメガジョッキを頼んで「これ300円ってやばいよね~」と何回も言いながら飲み、無限におかわりできるキャベツをつまむ。それからホルモンねぎ盛ポン酢で金麦を飲み進め、もも貴族焼きや他の焼き鳥をよしなに頼む。ある程度酔いが良い感じに回ってきたら、釜めしを頼んでおく。「〆ほしいね~」というタイミングでは間に合わない、なぜなら炊きあがりに30分かかるから。本当に釜めしは絶対外せないのだが、意外と頼んだことない人がいて驚く。そんなこんなでキャベツつまんでいると、釜めしが出来上がる。おこげを見つけてテンション上げながら、ちゃんと人数分をお椀によそう。「初めて食べたけど美味しいね」みたいな感想を聞いて、でしょでしょ〜と思いながら締まる。

職場や友人との飲みで「鳥貴族行きたい」と言えばいいんだろうけど、鳥貴族大好きな人がそうそう見つからないので難しい。いたとしても、大手を振って自分から言ってくる人は少なそうだから、ますます鳥貴族好きな人を見つける機会が減る。あとは繁華街の鳥貴族はめちゃくちゃ待つので、提案しづらいというのもある。2年くらい前に土曜夜に新宿の鳥貴族に行ったら、1時間半くらい待った。でも鳥貴族に行くのに人を集めるのも、ちょっと及び腰になる。私は大好きだからいいのだが、他の人からしたら目的地となるような場所ではないんだろうな、と思ってる。

次に鳥貴族に行ったら、やってみたいことがある。頼めばごま油やマヨネーズなど調味料を色々もらえるみたいなので、卓上の一味や山椒を使ってスペシャルな調味料を錬成したい。あとワインを頼むと瓶におみくじが書いてあるので、結果に喜んだり悲しんだりしたい。それから、釜飯食べたことない人に布教して、あまりの美味しさにびっくりさせたい。


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