見出し画像

日記|2024年2月4日|吉祥寺ピワンのカレー、いせや一人飲み、孤独の揺り戻し

睡魔を押し退けて、溜まってた家事や作り置きに集中。珍しくこの時間に全部終わっているのが我ながらエライ。ご褒美に冷蔵庫にストックしてたピノを食べながら書いている。お供はHOLONのジントニック。

昨日のお昼から飽き足らず、今日のお昼もカレーにした。3食連続。普段からブームのスイッチ入ると、ずっと同じものばかり繰り返す癖がある。好きな曲は、そればかり1日に20回聞く。好きな人(がいるときは)LINEを何度も見返したり、頭の中で何回も発言を反芻したりする。

熱しやすく冷めやすい自覚があるけど、熱モードの時のエネルギー値はかなり高い気がする。なんなら最初に全振りしている。エネルギーをもう少し薄く長く、伸ばせたらいいのになと思う。でも火がつくトリガーに当たってしまったら、もう暴走が止められない。うっかりしていると、とんでもないところまで行ってしまう。大抵いつも、私の熱が高すぎて、引かれたり、怖いと言われる始末。

話を戻すと、カレーは吉祥寺のピワンに行った。今日のアイキャッチが注文した2種盛りで、センターのライスで左右に分かれたカレーが目にも美味しい。チキンカレーと海老カレーの2種類に、大好きなパクチーをトッピング。卓上にカイエン(辛みのスパイス)と、ナンプラー酢があった。カイエンをぱらぱらと振りかけて、カレーを口に含む。

昨日食べたカレーたちよりも、塩味は控えめでさっぱり系の味わい。カイエンで辛めになったカレーに慌て、ルイボスティーで流し込み、というループを繰り返して完食。

それから古本屋さんで、近藤聡乃さんの『ニューヨークで考え中』の既巻4巻セットを買うか悩んだ末に断念。完結してない漫画を読み始めると、続きが気になって何も手につかなくなるから。近藤聡乃さんは、『A子さんの恋人』で好きになった。日米に彼氏が2人いる、ややこしい恋愛の話。この手の話が好きすぎる。

その後はルノアールでお茶をして、アニメ映画談義。『海がきこえる』というジブリ作品が面白いと聞いて、TSUTAYAに借り行こうと北口に行ったら、跡形もなく消えていた。調べたら2022年に閉店しており、1年半くらい気づいてなかったことになる。思い出のTSUTAYAだったので、あまりにやるせない。ヤケ酒をするために、すぐそばのいせやの北口に入る。

案内されたカウンターは、本当におじさんしかいなかった。しかし気にせずに飲む。周り全員が男性でも、つけ麺でもラーメンでも普通に1人で入れるのは強みだと思う。メガハイボール、鶏皮・ぼんじり・レバー・砂肝のタレ。キャベツ盛りと、シュウマイを注文。いせやは焼き鳥のお店だが、シュウマイがとても美味しいのでいつも頼む。

ひとりで居酒屋行くときは大抵本を読んでいるのだが、今日は手持ちの本が全然集中できなかったので、自分のnote日記を読み返したり、スマホで返信をしたり、外を眺めてぼーっとしたりで、ゆっくり過ごした。メガハイボールを飲み終えてお店を切り上げ、帰宅した。

本当は昨日やる予定だった家事が山盛りなので、時間決めてテキパキと片づけていく。最近Netflixを観ながら洗濯を干すのがお気に入りなのだが、今日は名高いクレヨンしんちゃんのオトナ帝国にした。

最初10~15分は全然ピンとこなくて、本当に名作??となったが、諦めずに突破すると想像できなかった展開が待っている。そして異様さの表現が絶妙、心から不気味だと思った。

かと思えば、泣かせにくる決め所では、涙が止まらず苦しくなった。劇場で見たかったと心底思う。クレヨンしんちゃんは映画をキチンと観たことなかったが、一発目がオトナ帝国で本当に良かったと思う。やっぱり、ちゃんと手がかかったアニメ映画は面白い。

オトナ帝国を細切れに見ていたので、最後はお風呂で見切る。終わった瞬間、1本観終わった達成感と、そしてふと突然の孤独感に襲われる。自分保てない警報で、震度7くらいの危険報が流れている。きっと昨日~今日で信頼できる人たちに囲まれて楽しく過ごしてたからか、映画を見終わって落ち着いたら、心に隙間を感じてしまったのだ。急に寂しくなる。賑やかだった分の揺り戻しがひどい。

頭のなかで昨日先輩が「恋人いないときは、気持ちの波がガタガタになる」と言っていたのを思い出す。私も明らかにそのタイプなのだが、ステディーの人もいないので、自分の気持ちは自分で背負わないといけないとはわかってる。背負いきれなくなったら、友達にも話を聞いてもらったりもしてる。ただ、時々、その当たり前の事実に、押し潰されそうにもなる。

私はひとりでもやっていけるほど強くないし、気持ちの浮き沈みも激しい。最後の最後でメンタルが弱くて、精神的に未熟な部分も多いと思う。弱くて情けない、でも人間味があってずっと良いと思ってる。自助努力もしているが、ブレなくてどっしり構えている木があれば、どんなに良いことだろう。でも、ひとりに木の役割を求めなくてもいい。色んな植物の束も強い木になることができる。

また、好きでもない人と付き合ったり、付き合おうとするとすごく消耗するので、そういうのはノーサンキュー。恋は落ちるものなので、私は制御不可能。コントロール外のことは考えないようにする。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?