女装させた話

男友達に女装させてきた。

前々から彼からはネタとしてやってみたい、どこまで人の目をごまかすことができるか興味があるといわれ、私が持ってる服、化粧品でどこまでできるか計画を立てていた。

公共の場でできないからラブホで私が持ってきた服に着替えてもらい、化粧をさせた。

彼にひげ、ムダ毛処理しといてよと口酸っぱく言ったせいで青ひげが残ってしまい、彼の肌よりトーンが暗い下地、ファンデーションを塗っていくことにした。薄いナチュラルメイクに仕上げてウィッグを被せたら本人の第一声が「実姉に似てる‥」という評価を頂いた。

そして、彼が女装したら行ってみたいと言っていた彼が常連で店員さんに顔を覚えられてるメイドカフェに行くことにした。行く道中で意外とジロジロ見られないということに安堵していた。しかし、彼は「恥ずかしい、行きたくないよー」とダダこねている中を無理矢理店まで連行した。

店に入り、店員さんがきてオーダー取るときも気が付かなかったのでしびれをきらして正体を明かしたら驚かれた。メイクした私は思わず歓声を上げてしまった。

反省点としては彼自身が色白、小柄、顔のパーツが丸いから成功しただけであり、もし他の人にも女装させてみてと言われたら多分できないかもしれない。

化粧をさせていてふだん私が使わないアイプチ、つけまつげを使うことになり、ふだんの私にするメイクを落とし込むことはできないから色々なメイクができるから面白いんだと気がついた。だからもっと他人にメイクさせる機会と勉強したいと思った日だった。


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