2024年12月期第2四半期決算説明会でいただいたご質問への回答
アライドアーキテクツでは、投資家の皆様への情報発信の強化とフェアディスクロージャーを目的に、IRに関する情報を公式noteでお伝えしています。
公式サイトのIRページと合わせてご覧いただけますと幸いです。
当社は、先日2024年8月14日に2024年12月期第2四半期決算を発表いたしました。同日17時から開催いたしました決算説明会の様子は動画をご覧ください。
2024年12月期第2四半期決算説明会(YouTube)
このnoteでは、決算説明会で投資家の皆様からいただいたご質問に対する当社代表中村の回答をまとめてご紹介いたします。
※回答内容はご質問をいただいた時期により多少変化する可能性がございます。今回の回答につきましては2024年8月14日時点での当社方針とご理解ください。
2024年12月期第2四半期決算説明資料はこちらからダウンロードしていただけます。
Q:Letro(レトロ)が1Qに続いてマイナス成長になっていますが、これはなぜですか。
A:Letroについては、以前はシステム販売に加えてソリューション制作なども組み込んだ展開を行っており、昨年は成長していました。しかし、この販売方法の成長性が弱くなってきたため、Letroの強みであるシステム的な部分に注力し直すことにしました。その結果、第2四半期の数字が減少しています。
今後は事業統合の一環として、Letroをソーシャルメディアデータを活用するプラットフォームとしてより強化し、プロダクト営業体制を見直しています。これによりLetroのプロダクトとしての進化を目指しています。
Q:echoes(エコーズ)の売り上げが前Q比マイナスですが、これはどのような理由ですか。
A:echoesは例年、第2四半期にやや減少する傾向があります。加えて、今期は下期の事業統合に向けて、第2四半期での積極的な顧客獲得を控え、第3四半期以降に備えているという要因もあります。これらの要素が複合的に作用して、第2四半期の数値となっています。
Q:SuperFaction(スーバーファクション)の事業内容はCreadits(クレディッツ)とは違いますか?また、顧客はやはり欧米ゲーム企業ですか?他の業界へ広げる計画はないのですか?
A:SuperFactionは、Creadits社から引き続き広告クリエイティブ制作を手掛けておりますが、当社が最も強みとするプロデュース機能を強化し、外部パートナーを活用するファブレスモデルとして深化させております。
現在の主要顧客は欧米のゲーム企業ですが、将来的には日本企業を含む様々なコンテンツ産業にも展開していく計画です。グローバルなコンテンツマーケティングのインフラとして、世界市場を目指す企業に活用してもらうことを目指しています。
Q:海外事業のメイン顧客である欧米のゲーム企業の景況感はどう見ていますか。
A:ゲーム業界は、コロナ禍で非常に好調だった反面、アフターコロナで初めての大きな落ち込みを経験しました。2023年から2024年にかけては比較的厳しい状況が続いていますが、業界内では2025年以降の回復に向けた前向きな機運が高まりつつあります。ゲーム企業各社も再成長への活路を見出すべく懸命な取り組みを続けており、当社もそのパートナーとして今年をしっかりと乗り切って、来年に備えていく状況です。
Q:通期業績予想は達成できそうですか?
A:今年は来期以降の成長に向けた投資の年と位置付けています。特に第1四半期は投資がかさんでいますが、上期を終えて計画通りに進んでいると考えています。下期は売上を伸ばし、利益を上げていくことで、来期に向けた抜本的な企業体質改善を目指しています。
国内事業の統合も想定より早いペースで進んでおり、良い構造改革ができてきていると考えています。下期もこの勢いを継続し、来年に向けて良い状態を築くことに注力します。今後しっかりと業績につなげてまいりますので、引き続きご支援いただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
ただいたご質問への回答は以上です。
次回2024年12月期第3四半期決算は2024年11月14日(木)の発表を予定しております。株主・投資家の皆様におかれましては、変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
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