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コンテンツ

君の声が届かないなら、当然僕の声も届かない。
叫んでも、泣いても、誰にも気づかれないまま、何もなかったかのようにみんな通り過ぎていく。
ここで何があったかなんて気に留めない。
花が片隅にポツンと添えられている。
数年に一度、みんなが何かに扇動され、無理やり思い出す。
ひとつのコンテンツとなった君と僕の声を聴き、思いに耽る。
ただそれだけ…。
やがて、知る人もいなくなり、君と僕の声は消えるだろう。


Twitterにあげたものです。(2023/07/27)

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