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心の余裕を生み出す、スルースキルのすゝめ


こんにちは。久しぶりにNOTE投稿します。

突然ですが、最近世の中めんどくさい人多いですよね。
職場や公共の場などめんどくさい人はどこにでもいるもんです。

私も色々なめんどくさい人に遭遇しました。これを読んでいる皆さんも同じかと思います。ひたすら自慢話をする人、話が長い人、マウントしてくる人、とにかく愚痴や悪口が好きな人、アドバイスや説教をしてくる人・・・など。

”めんどくさい”と一言いっても色々なタイプがいますが、共通するのは
「自分自身のエネルギーを奪う人」と言えます。

ではなぜ、世の中にめんどくさい人が増えているのかと考えてみると、まずは第一に「暇」なのかなと思います。
日本はとにかく平和。平和はとても良いことですし、日本で生まれた時点で非常にラッキーだと思います。平和の上に社会が豊かなので、危険な目にあったり、不自由をすることは基本的にはありません。

しかし、豊かな社会の裏には、それが「当たり前」になっていることです。
今、私たちが生活する社会、仕事があるということ、病気をしたら行ける病院があること、ご飯が食べられること、すべては当たり前なのでしょうか?
そうではないと思います。特に愚痴や不満が多い人などは、今の環境に感謝しきれてない気がします。

また、SNSなどで情報がボーダーレスとなり、他人の情報を手に入れやすくなったからだとも思います。有名人への誹謗中傷とかそんな感じですよね。
ネット上の面識がない人が失敗したりしたら、徹底的に叩く。他人を叩いたところで、何一つプラスにならないのに、誰かが失敗をすると喜ぶ。

そもそも自分がやるべきことが明確な人は、他人に対して干渉する時間は無いと思います。

あとは、「承認欲求」が高いのかなと思います。凄い人に思われたい、尊敬されたい、勝った気分になりたい、理解されたいなど、他者を通して自分の価値を見出す人が多い気がします。

本当に自信がある人は、ありのままの自分を受け入れて、自分で自分を認めています。これが自己肯定感が高い状態だと思います。逆に他人から認められたい願望が強い人は、自信が無いのかと思います。

最初はめんどくさい人に対して、反論などをしましたが、めんどくさい人は自分がめんどくさいことに気づいておらず、またそれが正しいと思っているので、変わらないんですよね。

人を変えるのは難しいですし、労力をかけて変える必要も無いので、最近はあまり言わなくなりました。そういう人なんだろうなと思って、気にしないようにしています。

そういうことで、めんどくさい人に疲れた人は「スルースキル」を磨くことをお勧めします。スルーというと無視のイメージが強いですが、「自分は自分、他人は他人」と線引きをし、ひたすら自分のすべきことにフォーカスすることです。

具体的には3Kである「気にしない、関わらない、感謝する」で対応することをお勧めします。

気にしない


まずは、色々言ってくる人に対しては、気にしないことが一番です。私たちは他人の全てを分かることは出来ないので、色々言ってくる人は自分のほんの一部分や側面を見て物事を言っていることが多いです。過去に私を呼び出して、私の至らないことを一つ一つ言ってくる人もいました。「よく分析しているじゃん。暇なのかよ。」と思っていました。(笑)

自分が努力をしていること、自分が感じていること、自分の価値観や信条など、深いところは他人には分からないものです。
だからこそ「この人は何も分かってねーな」「ま、分からないから仕方ないか」と思って、気にしないことが一番です。そういう人に貴重な楽しい一日を台無しにされるのは勿体ないですよ!

そういう人のことは気にせずに自分のやるべきことをやれば良いと思います。私は「文句を言う人は、言われている人を超えることは出来ない」と思います。これ本当にそうで、めんどくさい人は大概口先で、暇なのです。
そんな人を相手にしている「暇」が無いあなたは、気にしないで仕事で結果を残し、趣味、大好きな人達と過ごすなど、自分のやるべきことに集中しましょう。

関わらない


めんどくさい人に割く時間は一秒も無くていいと思います。仕事でどうしても関わる必要がある場合を除き、挨拶程度に済ませておいて、あとは自分から話さない方がベストです。

話しかけられたら、丁寧に対応して仕事に戻れば良いと思います。コロナ禍で在宅勤務が主流となりましたが、在宅勤務はめんどくさい人との接点を最小限に留めたり、行かなくてもいい飲み会などから離れられる機会なので、可能な限り在宅勤務をしましょう。

どうしても直属の上司や同僚がめんどくさい場合は、異動願いを出したり、出社拒否をしたり、最終的には転職などを検討することもお勧めします。私も上司と反りが合わず転職をしたことがあります。我慢してめんどくさい人と関わり、ストレスをためて身体を壊すよりも、前向きな転職は大歓迎だと思います。

そもそもずっと居られる会社など存在しておらず、いずれはライフステージや社会環境の変化により、会社も移り変わっていくと思います。
今いる会社よりも活躍できる場所はあると常に思いながら、仕事やスキルアップに前向きに取り組む、そうすることにより心理的に余裕が生まれると思います。「心の余裕」は凄く大事ですし、

自分を大切にする自分ファースト思考で考えないと余裕は生まれないと思います。

感謝する


めんどくさい人に感謝するって何で?って思われる方もいると思いますが、めんどくさい人から学べることはあります。

一番学べることは「自分がめんどくさい人にならない」=反面教師として学ぶことです。

めんどくさい人に説教をされても「ご指摘ありがとうございます。」と丁寧に対応しましょう。マウントされても「へえ~凄いですね!」と笑顔で褒めてあげましょう。身をもってめんどくさい人になるなと教えてくれた人に感謝しましょう。

間違っても感情的にキレたり、会社の別グループでその人の悪口を言うのは同じレベルになるということなので止めましょう。

もし言われたことで、納得して改善しようと思うのであれば、それは真摯に受け止め、改善していけば良いと思います。ただし、あくまでもその人個人の意見であると認識し、無理して自分を変える必要はないと思います。

私も昔、学校の先生に改善点として「マイペース過ぎる」と内申書に書かれました。帰国子女なので、確かに自己主張は多かった気がしますが、友達はお前面白いなと言ってくれたので、特に変える努力はしませんでした。(笑)

ちなみにあまりにも失礼な人、感情的な人などには毅然とした態度で行きましょう。「その言い方は失礼ですね。何でそう言うのですか?」と冷静に質問で返しましょう。決して感情的に罵ったりしないようにしてください。

そもそも、この世の中には考え方の正解は無いと思います、もちろん法に触れるような明らかな行動は間違っていますが、環境のことを考えて再生エネルギーにするのか、エネルギー不足を賄うために原発を稼働するのかなど、世の中には議論が終わらない課題が多いです。
世界がこうであるのであれば当然ながら、個人である私たちも考え方や感じ方など十人十色です。

何かの海外のブログで拝見しましたが、世の中の人々の99%は自分とは違う考えだという前提で接しなさいとよく言ったものです。
日本人同士でも考え方が違うのに、海外だともっと考え方が違います。多種多様な考えがあるから世の中は楽しいし、今までもそして今後も社会は発展していくのかと思います。

めんどくさい人は自分の考えが違うから、自分の考えが認めてもらいたいなどで、意見が異なる人を攻撃すると思います。
特に日本人は集団行動に重きを置いているので、そこからはみ出した人を排除したがる傾向があると思います。(もちろん全員ではありませんが)まあ、真面目気質なんでしょうね。それは良いですが、皆さん少しチルした方が良いと思います。

それよりも色々な人の考えを柔軟に吸収し、自分が本当に心からやりたいことを追求して、楽しく生きることが健全な世の中になると思います。
少しでもめんどくさい人を気にせずに、全員が自分らしく活躍できるような世の中になって欲しいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【経歴サマリー】
Aki Allen Kaneko
1979年カナダ・トロント生まれ、ヒップホップ育ち、悪そうな奴らは大体友達じゃない。サイファーホールディングス(株)代表取締役をやりながら、EUの医療機器メーカーでオペレーションのマネージャーをやっている。
自分自身の経験をベースに、会社員をやりながら起業をするパラレルキャリア、転職によるキャリヤアップや社会人の生涯学習などを推進している。
最近は挑戦・成長したい人を支援するため、ミッション・ビジョンの大切さや、スモールビジネス向けの経営戦略のセミナーを定期的に開催している。
趣味はブレイクダンス、ブラジリアン柔術と読書である。

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