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コロナウィルスによる影響Good and Bad in Hawaii。

コロナウィルスのおかげでハワイの海は生き生きしている。空も、鳥達も。

今迄も海が生き生きしていると思っていたけれど今回のコロナウィルスによるステイホーム&ステイセーフのお陰でハワイのビーチでは夢にも思わなかった光景、人間の姿の見当たらないビーチが存在する事になった。もちろんエクササイズとして泳ぐ事は許されている。長居は許されない。なので日光浴や読書、ピクニックなどは禁止。その結果、私達人間が住みつく以前の姿、本来の姿に戻り本当に生き生きしているのだ。


たくさんの人に踏みつけられていたサンゴ礁は元の姿に戻り、遠巻きに泳いでいた色々な魚たちも岸に近い所でのびのびで泳いでいると海洋学者が言っている。

現在、ハワイ州に到着した日から14日間の室内待機が義務付けられているので沢山の旅行客の方々はキャンセルをしている。せっかくのバケーションも14日間ホテルの壁と窓からの景色では…ね。

ノーツーリスト、ノーマネー。

旅行会社、航空会社、ホテル、送迎などのトランスポートの会社、現地ツアー会社、は最悪な状態を迎えた。素晴らしい自然を沢山の方々に体験してもらいたい。というのがハワイの観光業に携わる皆の気持ち。

今、その素晴らしい自然は空も海も山も本来の自分たちらしさを謳歌しているだろう。

皮肉だなぁとつくづく思う。観光業がどん底に落ち収入が無くなると大好きな島はより美しくなりより魅了される。でもハワイ諸島に暮らすかなりの人々は観光業により生活をしている。

コロナウィルスの収束を心待ちにしているのは人間たち。自分達が生きるためには沢山の観光客の方々に島を案内したい。

コロナウィルスの収束が長引き引き続き人間を家に閉じ込めてくれたらなとサンゴ礁や魚や亀達は思っているだろうな。

コロナウィルスに感染し苦しむ事は怖いし、亡くなっている方を思うと心が痛む。

でも私達人間は常に自分たちのことばかり考えている。

コロナウィルス云々でなく私達は常に自然界の皆を恐怖に陥れている。休む間もなく虐待し続けている。

コロナウィルスはハワイ諸島に住む沢山の人間にとってはReally Bad。

ハワイ諸島の人間以外にとってはReally really really Good。

不謹慎だけど起こるべくして起きた気がする。

申し遅れました。私は2002年からハワイ島の住民です。

皆さん、Please Stay safe 。


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