スノーフレーク・リーダシップとは
今読んでいる「コミュニティ・オーガナイジング」という本からの学びメモ。
リーダシップとは不確実な状況で未来を切り拓くこと
リーダーシップとは、不確実な状況の中、チームが目的を達成する責任を引き受けること。
正解に向かって物事を正しく管理するのはマネジメント。正解を自分で定めるのがリーダシップ。つまり、リーダーシップとは物事を正しく管理することではなく、状況に適応し、何が正しいかを定めること。
リーダシップが必要なとき
リーダシップが特に必要なのは、問題が何もない状況よりも、解決が難しい問題があり、未来予測が困難なとき。このような場合、不確実な状況に適応し、自らが進むべき道を責任を持って定めることが必要。
よって、リーダには3つのチャレンジを要する。
1.困難な状況に適応するための知識やスキルを学ぶ
2.持てる資源を使い方法を考える
3.困難な状況に立ち向かう勇気を持ち、メンバーに同じ行動を促せるよう希望を見せる
リーダは学び、行動できる人
リーダは「知る」人ではなく「学び、行動する」人であることが求められる。なぜなら誰も未来に何が起こるか知らないから。しかし、未来に対して「行動し、学ぶ」ことはできる。
リーダシップは地位によって生まれるものではなく、行動によって生まれる。したがって、立場があってもリーダーシップを発揮していない人もいるし、地位がなくとも多くの人とともに問題解決に取り込んでいるリーダもいる。
学びは行動から生まれる。変革は行動することでしか生まれない。
スノーフレーク型のリーダーシップ
スノーフレークとは雪の結晶のこと。
1人ですべてを抱えてしまうリーダは「ドット型のリーダーシップ」(下の図の右下)。
これに対して、「スノーフレーク型のリーダーシップ」とは、雪の結晶のようにリーダーシップを伝播させ、輪を広げていく。
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