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コミュニティマネージャ研修、イベントマネジメント編の復習。(書籍2章まで)

最高の集い方』より。

人生とは人との集いそのもの

・集まった人がそこに「自分の居場所」を作れることが大切。人がどう関わり合うかが、すべての集まりの中心にある。
・集まりを企画するひとが、深く考えて準備し、仕掛けを組み入れ、好奇心を持って、広い心で、熱心に挑戦するとき、その集いは成功する。

なぜ集まるのかを深く深く考える

・人が集まるもっともな理由はたくさんある。だから集まる理由はぼやけやすい。
・意味のある集まりを開くための欠かせない一歩は、「はっきりとした、ゆるぎない目的を掲げること」

集まる理由の見つけ方

・自分の価値観や理念にたどり着くまで、理由を掘り下げる
・その集まりによって得たいものは何か?を決める

明確な集まる理由の効果

・明確な「集まる目的」は参加者に敬意を示すことに繋がる
・目的に心からコミットすることで、正しい取捨選択ができる

誰を呼ぶより、誰を呼ばないかが重要

・イベントの目的に合う人→呼ぶ
・イベントの目的に合わない人→呼ばない
・イベントの目的には合わないけれど、邪魔にもならない人→呼ばない
なぜなら、その人が来れば参加者はその人に誠意を持って対応せざるを得ない。(特に少人数であればなおさら)会の目的の達成に向けられるべきリソースが消費してしまう。参加者の貴重な時間を大切に思うなら、この人を勇気を持ってお断りする。

それは多様性の排除では?

・参加者を限定することは、同質な人だけの少人数な会にするということではない。
・むしろ、緩い条件で誰も彼も参加させることで浅い繋がりとなり、意義のある繋がりが創出できなくなるおそれがある
・参加者を意図を持って限定することで、これまでになかった特殊な繋がりに目を向けることができる
・単に多様な分類の人を集めただけでは実のある対話は生まれない。これでは多様性は生まれないということ。多様性とは多様な人をただ集めることではない。
・焦点を絞って人を集めることで、多様な視点での活発な議論が行われ気づきが生まれる。これが多様性の包摂。

集まる人数のマジックナンバー

目安として

6人・・・親密な打ち分け話や膝を突き合わせた議論。工夫は必要。
12人・・・多様さと新鮮さ。アーサー王の円卓の騎士は12人。キリスト使徒も12人。十二支ん。頭数が12人を超えると1つのテーブルに付けなくなることから、人間関係の問題が出やすい人数。
30人・・・会の性質が変わる。ガヤガヤと活気が生まれ何かが起きる雰囲気になる。
150人・・・参加者全体に親密さと信頼が行き渡る。一度にお互いを見渡せるのである種の一体感が生まれる。

これ以上の人数になると、親密さや繋がりは重要ではなく、莫大な数の群衆がエネルギーを発散して盛り上がることが目的になる。

場所が8割の仕事をしてくれる

上手に集まるにはお金も特別な道具もいらない

・まずは集まる場所(屋外か屋内か、会議室かオンラインか)と備品の配置(テーブルは円卓か、使わないか、椅子は用意するのか、参加者に並べてもらうか、そもそも座るのか)から考える
・そもそも何のための集まりなのかを問う

いつもの習慣から切り離す

・場所を大きく変えると、お決まりのパターンから抜け出すことができる。
・写真家のプラトンは、白い古ぼけた木箱に被写体を座らせるという工夫で、対象を日常から切り離した
・いつもと異なる場所のイベントは、そこへ行く時間からイベントになる。(イベントジャーニー?)

仕切りがエネルギーを逃さない

・広い公園でもピクニックシートがあるだけで、その中で安心して過ごせる。精神的な仕切りが生まれる
・広い展示会会場に、1つテーブルとその上にボードゲームを置く。それを弓なりの仕切りで丸く囲む。すると洞窟のような間隔が生まれ熱気が充満し、人が引き寄せられる。しかし仕切りを外すと人が去っていく。
・ちょっとした衝立がエネルギーを生む






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