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早朝騎兵ボトムズ



副官A「無能肥満体、でありますか?閣下?」

ロッチナ「そうだ。口先だけいっちょ前に理論武装し、自己正当化し、あらゆる脂肪を貯め込む。」

副官A「それは、、つまりただのデブでは?」

ロッチナ「一見見分けはつかん。世のあらゆるダイエット理論に唾を吐き、それでいて漠然とした不安を謎のまだこの年齢ならいける理論で塗り潰す。」

副官A「やはりそれは、ただの動かないデブでは?」

ロッチナ「そのまま奴はその肥満から病気にでもなり、嫁子供にディスられる人生を送るはずだった。ところがだ。」

副官A「奴に動きがあったので?」

ロッチナ「そうだ。5回にも渡る様々な肥満攻略に失敗したにもか関わらずだ。」

副官A(やっぱフツーのデブやん)

ロッチナ「これは奴の先日朝の行動記録だ。」


都渡蟻蔵行動記録

0630  起床

0645  朝食作り 
フレンチトースト
ヨーグルトバナナを添えて

0700  エアロバイク漕ぐ
朝食を食う嫁息子を横目に
エアロバイクにタブレットを置きボトムズを視聴しながら。

0735  汗を流す&朝シャンの為入浴

0745  息子見送り

0750  着替える。息子の食べ残しフレンチトーストを4分の1切れ食う。ヨーグルトバナナも残りを食う。

0800  出勤

副官A「何と言う意識高い系、、」

ロッチナ「奴は見つけてしまったのだ。このながら運動の有用性、とりまマイリスしといて後で見よう見ようと死蔵させてしまっている作品郡の視聴に持って来いである事。そしてメシ作ったら意外と食べる気しなくなる理論に」

副官A「しかし、ながら運動でのマイリス消化はともかく、メシ作ったら理論にはまだ有効性に疑いがあります!」

ロッチナ「理論は科学的に正か否かは問題ではない。問題は奴が勢い付いて来ているという事だ。それはさながらぷよぷよの連鎖の様に。今はアイスストーム辺りまで来ていると言っても過言ではない」

副官A「アイスストームですと!
さ、3連鎖までしていると言うのですか!?」

ロッチナ「あれだけ敬遠していたSNSまで導入しているのだ。あらゆる因果を巻き込み脂肪を燃やさんとする者。変わろうとしているのかも知れんな。異能肥満体へと」

副官A「異能肥満体、、」

ロッチナ「だがまだ確証を得るにはデータが足らん。あのようなデブがSNSにしろダイエットにしろ継続出来る確率はそれこそ250億分の1くらいかも知れんからな!HAHAHAHAHAHA!」

副官A「HAHAHAHA!」

ロッチナ「なにが可笑しい!!」

副官「はっ!申し訳ありません!閣下!(いやそっちが先に笑てたやん。空気的に笑うとこだったやん)」 

ロッチナ「とにかくまだ確証を得られる要素は少ない。事実、奴は今日嫁が休みなのをいい事に朝食作りをしておらんからな。継続性を含め、引き続き監視を続けるのだ。」

副官「はっ。具にあらゆる事象を見逃さず記録し、報告致します。」

ロッチナ「頼んだぞ。」

副官(アイスストームって3連鎖だったっけ)




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