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発達障害の生きづらさも楽になる眼鏡『イノチグラス』

<投稿:2021/6/20>
<改訂:2024/3/7>

<ブロガー自己紹介>
「生きづらさ解放プレゼンター」成瀬敦史と申します。
発達障害(ADHD)&高次脳機能障害(交通事故)の当事者です。
両障害の生きづらさを解放し、
発達障害っ子ママのサポート、発達障害者の就労支援事業所スタッフを務めている経験・知識・スキルを活かして、
講演家・コーチをしています。
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<このnoteブログの趣旨>
「お子さんに発達障害があっても、親子ともに自律し、幸せに生きていける方法」について、
「発達障害の当事者かつ支援者」の視点から、
ママ等保護者様に向けてお送りしています。

<この記事は「3つの暮らし調整」の「環境調整」です。>

発達障害の当事者の方、
お子さんが発達障害なお母さんなど、
発達障害に関わる方にお伝えしたい おすすめアイテムとして、
この記事では、発達障害の生きづらさも楽になる「眼鏡」をご紹介します


僕がもう5年以上 愛用している一品。
発達障害の生きづらさが楽になる眼鏡。

その名も『イノチグラス』です。

僕は、イノチグラスが特許を取るまでの開発段階でモニターを務めていたひとりです。

その真価に驚き、自分自身が生きやすくなる大きな要因のひとつになりました。
それ以来ずっと愛用していて、今回、新調しました。

【イノチグラスとは?】

心をいくら整えようと思っても、「心の容れ物である身体」の状態がイマイチだと上手く行かない。
これは、僕がいつも繰り返しお伝えしていることです。
本やネットにあふれる「心の操作術」の大多数は(たぶん)良いものであるはず。
でも、身体が整っていないと効果が出にくいんですね。

そして、現代社会の過酷な生活環境では、ほとんどの人について身体が整っていません。
その身体の不調が、人間の成長(つまり「発達」)に悪影響を与えてしまうんです。

(この現象が顕著に現れて、行政の障害者支援が必要になるほど生きづらいのが、いわゆる「発達障害」者です。)

その生活環境で大きな部分を締めているのが、実は「眼からの刺激」、そして「視え方」(「視力」ではなく「視覚」)なんです。

そこに着目しながら開発されたのが「イノチグラス」です。

眼から入る光などの情報を、本人の特性に合わせて検眼しながらつくってもらえる眼鏡なんです。

このイノチグラスをかけることで、発達障害などに関係する様々な生きづらさが緩和され、人間としての成長(発達)がスムーズになります。

(人間は誰もが死ぬまで成長できます。そして、たとえ発達障害があってもその人なりに発達していけるんです)

イノチグラス公式サイト

(ロゴは公式サイトより)

【代表取締役・イノチグラス開発者 灰谷 孝さん】


書籍「いのちのめがね」

<イノチグラスをつくるには>

イノチグラスは、全国に居る「目育士」という資格を持った方につくってもらえます。

(目育士一覧)

<今回の検眼・作成はチットチャット・スポーツ塾(森嶋 勉さん)>

僕の新しいイノチグラスは、大阪に4つの事業所を展開されている「チットチャット・スポーツ塾」の代表、森嶋 勉さんにつくって頂きました。(児童発達支援・放課後等デイサービス)

森嶋さんは障害者スポーツの支援、そして発達障害の児童発達支援に長年の経験と実績をお持ちの方です。
(支援者の育成、教材書記・DVDの出版、講演活動もしておられます。)

森嶋さんの検眼は、とにかく「本人ファースト」が徹底していて、不安や緊張なく、納得の眼鏡ができました。
検眼の最中、ずーっと笑いっぱなしの楽しい時間でした。

<もりしーのメガネ屋さん「発達するメガネ=innochiグラス」作成>

僕という人間に寄り添ってくれる最高の眼鏡ができました。
ありがとう、森嶋さん!
そしてアシスタントのなおさん!

【イノチグラスをかけると、僕はどうなったか?】

(初めてイノチグラスをかけた2018年6月から現在までの所感です。僕個人の感想であり、効果には個人差があります。)

■身体はどうなった?

◎足元がグラグラする感じがドッシリと安定しました。

これにより、つまづいたり、うるさい(と妻に言われていた)足音が小さくなったりしました。
また、生きていくうえでの無駄な動きが減りました。
発達障害者の多くにある「発達性協調運動障害」(DCD)に改善が見られたのです。

これにより、後述する「動揺グセ」が大きく改善しました。
身体が安定すると心も安定するんですね。
◎呼吸が深く吸えるようになりました。

発達障害者には、(僕もそうなんですが)身体上の理由から呼吸が浅い人が多いんです。

(イノチグラスをかけて息を吸い込むのと、目を閉じて吸い込むのでは、驚くほど吸入量に差が出ます。僕の場合、イノチグラスがあると、肺がパンパンに膨れるまで息を吸い込めます。)

これらの効能には、
イノチグラスの特徴のひとつである「サポートカラー」による身体バランス調整機能、
現代社会の強すぎる光を自分にフィットするように和らげてくれる機能が
大きく関わっているそうです。
(それ以外の機能も総合的に作用して、身体、そして心が整います。)

30種類以上のレンズカラーから、自分の身体がもっとも整うものを選ぶことができます。
(カラーには濃淡も複数あり、左右の組み合わせも自由なため、バリエーションを極めて多彩に選べます。)

カラーを決める作業は下記画像のように行われます。
「眼鏡づくりなのに、何やってんだ?」って感じですよね。
これは口頭や文章で説明してもわかってもらうのが難しいです。
やってもらった人にしかわからない、驚きの身体反応が出ます。
ぜひ体感して頂きたいと思います。

<注:マスク着用について>
上記画像では、健康な状態にも関わらずマスクを着用しています。マスクには飛沫の拡散を防止して感染症の拡大を抑止する効果は認められるものの、ウイルス感染(主に空気感染)を防止する効果は少なく、また、酸素吸入量の低下とゴム圧による脳脊髄液の循環不全等を引き起こし、免疫力低下、脳神経機能低下、発達阻害に繋がるリスクが極めて高いと認識しています。しかし、この時は外的要因からの諸事情により、やむなく一時的にマスクを着用することを選択いたしました。

また、ADHD特有の困りごとが改善しました。

◎視野の狭さが改善しました。

首を回さなくても左右の様子がわかり、余裕を持てるようになりました。
(視野角が明らかに広がります。)
◎狭いところを通るのが怖くなくなりました。

コレ、すごいストレスなんですよね(汗)
モノを壊したり、壁に傷をつけてしまったり、人にぶつかって起こられたり(泣)
視野が広がり、また身体バランスがよくなったことで、これらが ずいぶん改善しました。
発達障害者に発達途上な人が多い「固有受容覚」(身体サイズを脳が正確に把握しているか)の発達にも効果があるように感じます。

■心はどうなった?

身体のバランスが安定すると、心が整います。
「健全な精神は健全な肉体に宿る」という昔の言葉がズバリ体現されます。

その結果・・・
◎ちょっとしたことで激しく動揺する癖が穏やかになりました。

「いちいち うろたえるな!」と怒鳴られた経験も一度や二度ではなかったんですが、ずいぶん楽になりました。
パニックを起こしやすい特性の方には、ぜひお試し頂きたいです。

◎不安に襲われたり、激しい怒りが湧き上がるのが穏やかになりました。

うつ病・強迫性障害に苦しみ、16年ほど投薬しましたが、その時は薬の中に必ず抗不安剤が入っていました。
また、他人にいちど腹を立てると「怨念」といえるほど怒り、恨み続けたものです。
それがずいぶんと改善され、特に「恨み」については「スッキリ♪」といった感じです。
双極性障害の方にもメチャおすすめします。

■生きづらさはどうなった?

◎疲れやすさが改善されました。

ADHDに加え、交通事故で脳に直接ダメージを受けたことにより、僕は脳の運用効率が悪いです。
そのため、疲れやすいんですね。
(特に夏場の暑さに弱いです。健常者の「夏は誰だって疲れるよねぇ」というレベルではなく)
でも、目を刺す光がやわらぎ、視野が広がり、身体のバランスが整い、メンタルが安定。
これにより「易疲労(いひろう)」、つまり疲れやすさが本当に楽になり、無理なくいろんなことにチャレンジできるようになりました。

◎本音が言えるようになった

今の僕を知っている人には想像できないでしょうが(笑)、僕は本音が言えない人でした。
人に嫌われるのが怖くて、怒られるのが怖くて、本音を押し殺して生きてきました。
心理学的なトレーニングを積んで少しづつ自分を出せるようになってきましたが、その努力を一気に開花させてくれたのがイノチグラスでした。

◎自分を大切にできるようになった

自分を大切にするには、自分がどれほど傷んでいるのかを自覚できている必要があります。
でも、僕は「気がついたらダウン」ということが頻発していました。
医師の診断にはなかったのですが、やはり、自分の感覚がつかめない「感覚鈍麻」の一種だと思います。

このあたりも改善されて、しんどくなったら自分から休めるようになり、また、「これ以上がんばったらヤバい」という感覚がわかるようになりました。
恥や見栄を気にすることなく「逃走力」を出して、助けを求めたり、休ませてもらえるようになりました。


【発達障害っ子ママにもおすすめです】

この眼鏡をかけたからといって、お子さんは健常者になれるわけではありません。
でも、そもそも、そんな必要もないんです(^_-)-☆
生きづらさがなければ、発達の凸凹は魅力的な個性になり得るからです。

イノチグラスをかけることで、「生きづらさ」が大幅に改善すると確信しています。
(他にも生きづらさを楽にする方法はいくつか考えられます。でも、眼鏡をかけるだけで楽になるのは、本当に魅力的です。)

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発達障害があるお子さんはもちろんのこと、お母さんにもおすすめです。
これも、いつも繰り返しお伝えしていることですが、
「お母さんが生きづらさから解放されると、子どもの生きづらさも芋づる式に楽になる」からです。

また、勉強や仕事で眼を酷使される方、強いストレスに悩んでいる方にもおすすめです。

障害の有無に関わらず、「生きやすくなる」、「自分のポテンシャルを発揮できる」☆
そんな「不思議だけど裏付けがある確かな眼鏡」である「イノチグラス」

自信を持ってお勧めします。

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※「イノチグラス」(特許取得、登録商標済み)と商品名やサイト内容が酷似している眼鏡が見受けられますので、混同のないようお気をつけください。


<当noteブログの留意事項>

  • 保護者の中でも特に「ママ・お母さん」に着目しています。母親は生命の発祥であり、また今の日本は母親にとても冷たい社会だからです。しかし、もちろん父親、祖父母、親戚、血のつながりのない保護者の方々のことも大切に思い、お役に立てるようこのブログをお送りしています。

  • 投稿内容は、成瀬敦史が現場スタッフとして在籍する就労支援事業所とは関係のない個人的な見解です。

  • 紹介している実例は、プライバシー保護のため主旨が変わらない程度に状況を改変しているケースが多々あります。

  • このnoteブログは出版化を目指しています。そのため、各記事は投稿後も内容を改定していきます。(初投稿日と改定日を記しています。)

  • 投稿内容は医療行為、宗教行為ではありません。

  • 記事内容の効果には個人差があり、実践結果について責任を負いません。

  • 一部に有料記事があります。


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