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【ALIVEとわたし】しのさん&さっさん

■保健師をやってみてどうでしたか?

さっさん)具体的なやり方がない中でのスタート。事務局と参加者の中間的な立ち位置なのかなと。特に決まった物もなく、最初は何をしたが方がいいかをしのちゃんと相談していた。

保健師としてのALIVEが始まってしまったら、「自分に何ができるの?」「参加者の学びの為に何ができるのか?」をずっと自問自答していた。参加者として参加した京丹後での体験を振り返ると、色々と自分たちのチームで完結してしまった。そんな心残りも感じていた。だから、いろんな人と交流したかった。

しのさん)さっさんと同様に、手探りだった。特に明確な役割や求められるものがなかったが、やってみてとても楽しかった。京丹後で同じチームだったさっさんが別テーマで保健師をやっていたので、意見交換や自身の活動の振り返りもできた。保健師としての関わり方が二人で違った。

さっさんは前のめり。さすがのコミュニケーション力だなと感じていた。そして、さっさんの「人に尽くしたい」、「どんなことも貪欲に踏み込んでいく」部分は純粋にすごいと思った。

一方、自分はそこまで踏み込んで参加者と距離を詰めることができなかった。自分自身の課題だと感じた。

さっさん)京丹後で参加者として同じチームで活動していた時に、しのちゃんを見て「すごいヤツ」がいると思っていた。年下だけどしのちゃんに敬意をもっている。そういう仲間と保健師できるのがうれしかった

そういう人に会えるのがALIVEの魅力。いろんな人とコミュニケーションした方がいい、そういうマインドにしてくれたのがしのちゃんだった

■ALIVEってどんな時間でしたか?

さっさん)京丹後の時は会社から指名された。“めんどくさいなー”が本音だった。ALIVEの期間中に3人目が生まれるタイミングだったこともあり、最初は後ろ向きだった。でも、しのちゃんをはじめすごい人たちに囲まれ、忙しさもポジティブに受け止めている人もいて、すごい触発された。ちっぽけな自分自身が情けなかった。

会社員として忙殺されていた自分のマインドセットをポジティブにしてくれた。いろんな人との出会い。その後、会社でビジネススクールへの参加打診があった時も即答で「やります!」と言っていた。以前の自分なら固辞していたと思う。自分で自分にびっくりした。ALIVEは自分が前向きに変化した貴重な時間だった。

ALIVEで関わった京丹後や淡路島へ引き続き訪問している。自分の世界が物理的にも心理的にも広がった。session終了後も家族や同僚と一緒に答申先に遊びに行ったり、サードプレイスが作れるのもALIVEの魅力だと思う。

どちらかというと保守的な会社にいる。やや年功序列的な風土がある中で、必要以上に頑張らなくてもレールに乗っていける、この会社でサラリーマン人生を全うすると思っていた。しのちゃんや事務局の皆さんが色々なことにチャレンジしているのを見て、世界を広げて良いんだと思った。もっともっと自分はいろんなことをやれる。今はサラリーマン以外の自分も想像できる。私自身に可能性があると思える。

びっくりするくらい、しのちゃんがいろんなことを考えて、仕事以外もチャレンジングに活動している。すごいエネルギーがあり、影響受けまくった。

さっさん)現業でイベントや催事、地域連携などやっているけど、ALIVEでの経験を活かして、今までのマニュアルやこうあるべきみたいなモノから外れて、自分が面白いと思うことも積極的にやっている。これはALIVEを経験して変化したこと。しんどくても楽しいことをしようと思えるようになっている。

そういったことが積み重なっていくと、他より競争力もでそう。面白いことの積み重ねで、自分自身も活性化してくる。

しのさん)30歳頃まで仕事ばかりしていた。ずっと仕事していて、毎日が楽しくなかった。そんな中、アメリカへの出張で見た“みんなが楽しそうに働いている光景”が衝撃だった。とても魅力的に見えたし、自分も同じようになりたいと思った。楽しく働こう、楽しく生きようと考え方が変わって、自分なりにいろんなことへチャレンジするようになった。チャレンジの一つとしてALIVEに参加した。ALIVEを通していろんな人に出会えて、視野を広げることができた。とても良い時間を過ごすことができた。

しのさん)さっさんとは10年後も一緒に何かを出来たらいいな。それが遊びでもいいし、ビジネスでもいいし、ボランティアでもいいし、一緒出来ることを作っていきたいと思う。

しのさん)会社にいると視野が狭くなる。自意識過剰になる。外に出ると、自分ができることなにか?自分自身の見つめなおす機会になる。ALIVEを通して、楽しく生きている人にたくさん出会えた。

会社にいて楽しそうな人はあまり多くない。もっと楽しく生きてみたい。

●参加者とは違う保健師の立場から見てのALIVEは?

さっさん)今回はサポーターレスという初めての試み。外から全てのチームの動きを見るまでには至れなかった。しのちゃんとはsession間も連絡を取っていて、上手くいっているんだったら、それはそれで介入する必要ないよねとか意見交換していた。でも、上手く行っていないかなと見えていたチームの中に入ると、実は何ら問題ないよなということもあった。外から見るのと中からみるのでは全然違った。

やっぱり保健師でも答申先のことを懸命に考えるし、自分も一緒にプレゼンしたくなった。参加者としても立てるし、事務局としても立てる。いろんな視点からALIVEを見ることができた。

事務局はSessionに入るまでにいろんなことをやっている。事務局がみんなで真剣にALIVEを創り出そうと努力していた。そして、それを楽しそうにやっていた。裏方の仕事に触れた時に、自分も更に何が出来るか深く考える契機になった。

淡路島では廃校に宿泊したが、BBQ後に花火したり、朝にラジオ体操と朝ヨガ(参加者にインストラクターがいた!)するなど、みんなが楽しめる環境づくりを意識しました。

●保健師のさっさんに相談された方もいましたよね?

さっさん)保健師として仕事しなきゃ、爪痕残さなきゃという強迫観念があって、なんでも相談してねってアピールしまくっていた(笑)

何もなかったら何もなくてもOKだったよなぁと今は思いつつ、相談がきたときは頼りにされているんだとうれしくなった。

相談者の思っていることにはっきりとした回答はできなかったぁという気持ち。

自分のALIVEの経験から、話をしっかり聴こうと思った。
子供のことなどプライベート、仕事、ALIVEの両立など話が多岐にわたった。

寄り添うことを大切にした。聴いてももらえる存在として、安心を感じてもらえたという感覚はあった。

しのさん)さっさんって本当に真摯だよね。自分の経験があると、上からアドバイスする人が多いのに、目の前の人に真摯に向き合っていた。京丹後のチームであった時からチームを和ませてくれる存在だった。年下の自分も分け隔てなく接してくれる。僕は雰囲気作りが苦手なのでとてもいいなーと思う。

さっさん)ALIVEが結び付けてくれたご縁。ビジネススクールが終わったらテーマ担当の見習いもやりたいと思っている。どんどんいろんな人と出会って、自分のマインドも更に変わっていく。いろんな形でALIVEに携われるのがワクワクする。いろんな人と出会って、楽しい選択肢を増やしていきたい。

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