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【ALIVEとわたし】白石 春樹さん(はるきさん)

◆ ALIVEの約3か月間はどんな時間でしたか?

 めちゃくちゃ楽しかった。2か月たってもALIVEロスのままです(笑)
 
 Session4のリフレクションでやったバイオリズムチャート。
チームメンバーの気持ちの状況が明示されるワークで、わたしのバイオリズムが他のメンバーと全くちがった。

 他のメンバーは、低いところからはじまっていたが、わたしは最初がものすごく高かった。社内でALIVEに手を挙げて参加してきたので、やる気満々だった。
なので、プロジェクト当初は周りのメンバーがなかなか動いてくれなくて「どうしよー」とわたし自身が落ち気味になったが、後半になるにつれてメンバーの意識が変化していった。それがうれしかった。

◆    どんなシーンが印象に残ってますか?

 Session3のプレゼン後に行ったチームを超えての対話の時間。アドバイザーの方からの「もっと弱さを見せなさい」という言葉にも背中を押され、他チームのメンバーに自チームの状態や自分の悩みをうちあけた。 

「他のメンバーが自主的に動いてくれない」と。その際に他のチームの方からもらったフィードバックは「はるきさんのワンマンチームに見えているよ。」

自分の悩みやチーム状態を誰かに聴いてもらいたかった。
そして、それを口に出したことで自分自身が楽になった。

対話の時間に吐露した想いを自チームのメンバーに、その後、少し怖かったけど正直に伝えた。「こんなこと思っていたといえた。」と。

その後、メンバーの行動が明らかに変わっていった。

 Session4に向けてのチームでのミーティングに意図的に参加しなかった。そうしたら、いつもは口数の少ないメンバーがその日はたくさん話していたそうだ。それがうれしかった。

 メンバーから「理想の上司」と言われていたので、きっと、メンバーと自分が上司部下の関係になっていたのだろう。自分に反省する点もあるが、メンバーが変化していくのがうれしかった。



◆なぜチームのメンバーに開示しようと思ったの?

 それまで仲良しチームだった。賛同や共感はしてくれるけど意見は言ってくれない。ぶつかってはくれなかった。チームのメンバーに本音を伝えてくださいとリフレクションで伝えていた。それを自分自身で実践した。

後日談として、チームメンバーが「あの時、はるきさんがわたしたちにものすごく気を使って話していたと感じたよ」と伝えてくれた。

きっと、「あーしろ」「こーしろ」でなく、「こう見えているけどどうですか」という言葉で伝えていた。
「意見出してよー」ではなくて、「自分の意見を言えているようには見えないけどどうかな?」と聴いていた。

上司からは部下にやさしすぎると言われる。俺について来いと言うタイプではない。
そんな私が周りのチームメンバーから、「ワンマン」にみられていた。

 ALIVEには各社からすごい人が来ると思っていたので、私自身が負けられない、自分が勝つ。俺が成果出す!という気概でのぞんでいた。
プレゼン資料もわたしがほとんど作って、わたしが一人だけでプレゼンをしていた。他チームは全員でプレゼンしていた。
現業で、事業企画や顧客プレゼンの経験もあったので、自分が引っ張っていくしかないと思っていた。

でも、Session4はみんなでプレゼンした。
チームが1つになっていた。

プレゼンの結果は一部採用で2位。満足いくものではなかった。
チームメンバー全員が、めちゃくちゃ悔しがっていた。

わたしも悔しかった。でもそれ以上にうれしかった。
みんなが悔しがっていたから。本当にうれしかった。


◆ALIVEは、はるきさんにどんな変化をもたらしましたか?

 ALIVEに参加する動機は、新規事業を描く力を磨きたいだった。その裏には、マネージメントのキャリアはいいやという気持ちもあった。ALIVEの最後の最後に、チームが1つになっていく、メンバーが自分の力を発揮しながら成長していくのを見ているのが楽しかった。いまでは、マネージメントに興味持っている。

 自分の成長から、メンバーの成長を気にかけられるようになったのが自分の変化。

課長職に就いてみて、自分には向いていないと考えていたが、マネージメントの方にキャリアを進めることをもう一度考えてみたい。

あらためて思う。「チームで何かを成し遂げる」のが好き。

 リフレクションでメンバーからチームビルディングやマネージメントについてポジティブなフィードバックをもらったことも大きい。自分の価値と認識していなかった。
参加した当初に自分の意図しなかったものが生まれていた。

どんな仕事をするよりも、誰とするのか。 
やっぱり「人」を大切にしたい。

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