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イースⅨ モンストルム・ノクス クリア感想

こんばんは、アリです。


今回は昨日クリアしたイースⅨの感想を書いて行こうと思います。


その前にイースシリーズの説明がいりますね。


稀代の冒険家アドル・クリスティンが自身の冒険を元に書き綴った日誌を追体験するイースシリーズ、古くから日本ファルコム制作アクションRPGの名作として知られています。


様々な場所で冒険し、不思議な体験をするアドルは自分は元より周りの人間達も巻き込んで壮絶な戦いを繰り広げます。

今回の冒険もそのうちの一つ、【監獄都市】として知られるバルドゥークを舞台にアドルとその仲間、【怪人】達との物語です。


アドルと相棒のドギは、前作の冒険を終えて大国ロムンの領土内にあるバルドゥークを訪れました。

街に入るや否やいきなり【監獄】の長に引っ立てられるアドル、何でも危険人物として指名手配されていると言います。

至る所で不思議な事を起こし、その中心人物であるアドルをロムン国内では危険視する輩が多いのだとか。

その事情聴取も含め監獄に囚われるアドル、じっとしていられる訳もなく脱獄を決意します。

隣の房に入っていた謎の人物の助けもあり、何とか外へ通じる道にたどり着いたその時...


一人の女性がアドルの身体を撃ち抜きます。


目が覚めたアドル、自分の姿を見ると何とも言えない派手な出で立ちに。

そしてアドルには不思議な力が宿っていました。


目標物に瞬時に移動出来る【異能】王者の道  クリムゾン・ラインが。


その力を使い脱獄に成功したアドルですが、急激な身体の変化に耐えられず気を失ってしまいます。


これがあらすじになります。


是非ともゲーム好きな方にはプレイしてもらいたいのでここから先はネタバレ注意で、それでもいいという方はお付き合いをm(_ _)m


人物 【怪人達】


アドルと共に街を出られないという呪いをかけられた5人の仲間、白猫、鷹、人形、猛牛、背教者。

それぞれが自分と向き合いながら呪いの元凶となる【グリムワルドの夜】に立ち向かいます。

白猫は豪商一家の次女、そのやり方に疑問を抱き自分の道を模索して成長していく様には勇気付けられました、そしてかわいい。

鷹は騎士団に所属しているが、どうしようもなく戦いを求める性分から辻斬りを繰り返し強者と戦えるのを心から楽しんでいます、終盤で彼の生い立ちがわかりアドルとの決闘を経て彼もまた変わりました。

人形は500年以上前に聖女と呼ばれた人物の為に作られ、錬金術によって魂を錬成された存在、その長い時は自分の目的、何故自分は存在しているのか等を忘れさせていました、ですがついに全ての記憶を取り戻し、主人との再会を果たした彼女は人形ではなく人間になれたのだと思い、泣きました、そして美人さん。えらい美人さん。

猛牛はアドル達のアジト、飲食店ダンデリオンにウエイトレスとして入ってきました、3人の小さな兄妹を両親を無くしながらも強く育てる肝っ玉姉ちゃん、いつも元気にパーティーを盛り上げる様と幼なじみとの関係を茶化される様は見ていてほっこりしました、泣きぼくろとロケットおっぱいがチャーミング。

背教者は不知の病を抱える少年、自分の死を近いものと覚悟しながらも怪人の力で生き長らえるのなら呪いを解かない方がいいと言います、それでも突然居なくなった父親との再会を経て素直な気持ちを伝えたシーンは涙がちょちょ切れました。


最重要人物【アプリリス】


あらすじに書いたアドルを撃ち抜き、怪人としての力を与えた人物、彼女はバルドゥークで長年に渡ってグリムワルドの夜と戦い続けていました。

その正体は500前の戦争で祭り上げられた聖女ロスヴィータでした。

ロスヴィータは戦争の後利用価値が無くなったとして処刑され命を落とします。

ですが、当時の軍の副官、錬金術師のゾラによってアプリリスという器を作られ魂を入れられます。

最初は長年の戦いに疲れ果て、心を閉ざしていたアプリリスですが、アドルと接していく内に過去の自分を思い出し、昔の戦友達との思い出をみんなに話していく内に人間らしさを取り戻していきます。

最後の決戦を終えた時、彼女はようやく解放され、他者の事ばかり考えるのでは無く、自分自身の事を見つめ直して行くとアドルに伝えました。


一番衝撃的な事は伏せておきます、是非とも実際にプレイしてもらいたいので。


さて、ここからは良かった点、悪かった点等を書いていきます。


【良かった点】


やっぱりイース、ストーリーがしっかりしていて引き込まれます。

BGMも物語を盛り上げる要素として素晴らしいですね。

個性的なキャラクター達にそれぞれドラマがあり、感情移入しやすいし泣けます。

マップ探索も様々な異能で街やフィールドを駆け回れ、バトル面もかなり楽しくプレイ出来ました。


【悪かった点】


ちょっとボリューム不足が否めません。

放置含めて約60時間でクリア、所々取り逃したクエストもありますが、それでもやっぱり短い。

クリア後の要素も周回プレイのみと...もうちょっと何か欲しかったなぁと思いました。


バトル面でもちょっと不満が、だいたいアドル一人でなんとかなってしまう所。

せっかくプレイアブルキャラが6人もいるのにこれは勿体ないなぁと、自分がもっとキャラ切り替えすればいい話ですがw

出来ればアプリリスをもっと掘り下げてもよかったとも思います、ちょっとあっさりし過ぎていたかなと。


前作程のやりごたえは正直ありませんでした。

Ⅷもまとめないとなぁ...もう一周やろうかしら。


さて、こんな所ですかね。


もし興味を持って貰えたら是非プレイしてもらえると幸いです。


それでは、また。

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