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ピアノ曲「アンデスの少女」

今迄に私は、ポピュラーピアノの曲をたくさん作ってきましたが、
自分しかそれを演奏する人がいませんでした。
始めて、弾きたいと言ってくれる方が現れ、
楽譜に起こすことにしました。
今迄は、メロディーとコードと構成を記した
雑なメモしか残してなかったんです。

今は病気の治療中で何だかパワーが足りなく、
企画をともなうようなことなどができませんが、

こういう作業系のことなら淡々とやれますので
ちょうどいい機会と思い、
過去に作ってきたものをみんな楽譜化しようと思っています。


とりあえず1曲、
ソフトを使って楽譜を書き、自動演奏を録画したものを
動画編集したので、
YouTubeで楽譜の視聴をしてもらえるようになりました。

アンデスの少女という曲です。

動画の最後に、この曲を作った際のエピソードを
記しています。

この曲はタイトル通り、
民族衣装を着てアンデスの山奥に暮らす、
私達とは全然違う生活をしている少女を
題材にしています。

でも、人間としての共通の想いなどがあるなという事を
曲にしたいと思ったんです、といったことです。

そう思った事が、どういう訳でこの音楽になるのか、
という事は、具体的に説明できることではありません。

この音が、このリズムがこれを表していて、
とかいう風には作ってるわけではなく、
ましてやピアノ曲で歌詞もありませんから、

私の「感じること」が
私の持つ表現方法でこのように表れたわけです。

それを聞いた人が「何かを感じる」と
そこで初めて、この曲が音楽として存在できるのでしょうか。

美術は、見られて初めて美術になる、
誰にも見られなければ
存在しないも同じ、といったことを
誰かが言っていましたが、

音楽も聴かれて初めて音楽として
存在できるのだと思うと、
自分の曲が聴かれ、音楽として存在することを
切に願います。




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