【院試】大学院って落ちるの?データから分析してみた
こんにちは。アリッシアです。
大学院外部受験をして、無事に旧帝大に合格しました。
受験中は常に不安でした。
というのも、内部生がいる中で外部生の枠があるのか?
あったとしても、他の優秀な外部生に取られてしまうのではないか?
TOEICの点数も旧帝院に挑戦するほどではなかったです。
周りは700点後半、800点を取っている(Noteやブログ)中で自分は650点。
専門科目も毎回計算ミスや最後まで解き切ることができないので、不安が膨れ上がるばかりでした。
しかし、そんな私でも旧帝に合格することができました。
この記事では、自分の経験とデータを用いて、本当に大学院に落ちないのかを考察し、不合格確率について考えていきます。
また、もし落ちてしまった場合の対策も紹介します。
1. 大学院試験の特徴
まず押さえておきたいのが、大学院試験の特徴です。
落とすための試験ではない: 大学入試とは異なり、大学院試験は基本的に「落とすため」の試験ではありません。
内部生: 多くの内部生は、大学院試験を定期テスト程度に考えています。1ヶ月前にようやくバイトを減らす程度の準備で臨む人も少なくありません。
低い倍率(旧帝・東工以外): 倍率は1倍前後。つまり、ほぼ全員が合格できる可能性が高いです。
2. 旧帝院、東工大院は落ちやすいのか?
「旧帝大や東工大は難しいのでは?」と思う人も多いでしょう。
実際のところはどうなのでしょうか。
データで見る合格率
独立行政法人大学改革支援・学位授与機構が発行する「大学基本情報」のデータを分析してみました。
※データ分析は、詳細記事に載せています。
合格率でみると、内部生が多い。
不合格者人数も、内部生の方が多い。
これは、母数が異なるから。
外部生の可能性
データを見ると、外部生にもチャンスがあることがわかります。
早期からの準備: 外部生は1年前~半年前から準備を始めることが多く、これが強みになります。
集中的な対策: バイトを辞めて勉強に集中したり、研究時間を調整したりと、内部生以上に対策に時間を割けます。
高いモチベーション: 早くから大学院進学を意識しているため、TOEICなどの対策も進んでいることが多いです。
3. 合格への戦略
では、実際にどう対策すれば良いのでしょうか。
早期スタート: 理想は1年前から、最低でも4月からは始めましょう。
TOEIC対策: 4月は集中的にTOEICの勉強をします。
専門科目の対策: 5月から筆記試験の勉強を始め、6月以降は専門科目に集中します。
過去問徹底攻略: 過去問や教科書で分からない問題をなくすことが重要です。
本番での確実な得点: 取れる問題は絶対に落とさないよう、練習を重ねましょう。
4. 不合格時の対策
努力しても落ちてしまう可能性はゼロではありません。その場合の選択肢を紹介します。
就職活動: 最もおすすめの選択肢です。研究者の道を諦め、新たなキャリアを探すチャンスかもしれません。
二次募集を探す: 特に地方大学では、二次募集で枠が残っていることがあります。
院浪人: あまりおすすめしません。1年のブランクは大きく、次年度はさらに厳しくなる可能性が高いです。
まとめ
大学院受験、特に外部受験は確かに不安が大きいものです。しかし、データを見ると思ったほど厳しくない可能性があります。早めの準備と集中的な対策で、十分チャンスはあります。
そして、たとえ不合格になったとしても、様々な選択肢があります。
この記事が、大学院受験を考えている皆さんの参考になれば幸いです。
気になることがあれば、コメントまで。
研究をしているので返信までに時間はかかります。
詳細記事
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?