パリのレストラン スアンタイ


これは、2018年9月に、書いたものである。

「女2人旅 プロヴァンス」の著者ふたりは、24日目、再び、パリへ出かけて華麗なタイ料理を味わっている。レストラン名は、スアンタイ。ポンピドゥーセンターから、歩いて5分。

今回はこのレストランについて調べてみよう。口コミの件数は741件。ある日本人は、安い、美味しい、感じいい、と記している。それにしても、携帯からの投稿が多い。きっと、食べ終わったら、すぐに感想を打ち込んでいるのであろう。

フランス語や英語での書き込みは、グーグル翻訳で読むことができる。どの程度の翻訳ぶりかを、筆者の訳と機械翻訳とを並べて紹介しよう。

マレー地区では、まず最高のタイ料理。わたしみたいにタイ料理が大好きなら、ぜひ、ここへいらっしゃい。いつも混んでるけど、エビの入った春巻きは、美味しいし、雰囲気も悪くないから。

マアリスのベストタイ料理。あなたが私のようなタイの食べ物愛好家なら、これを試してみてください。それはいつも群衆です。ニースのエビのケーキです。雰囲気は良かったです。

著者ふたりは、18ユーロの異なるコース料理を注文して、分け合っている。引用すると、アペリティフにパパイヤのサラダと牛肉のサラダ。メインは白身魚の香味ソースとグリーンカレー。ごはんは、タイ米とタイ米のもち米(これ絶品!)。デザートに2人ともフルーツカクテル。

「女2人旅」に掲載されている写真をみると室内の壁には、見事な木彫りが飾られ、植物が這っている。料理の盛り付けも素晴らしい。

トリップアドバイザーのレストラン紹介欄には、写真が234枚もあり、その中にメニュがあったので紹介しよう。タイ語で料理の名称、フランス語、英語で具体的に説明している。

品名のあとに葉っぱと唐辛子の絵が付いているのは、香りと辛さの強さを表しているものと思われる。前菜の欄にあるトムヤムクンの英語をみると、レモングラス入りのエビのスープと訳している。

前菜とメインなら16.5ユーロ。メインとデザートなら15.5ユーロ。3コースなら20.5ユーロ。3年前に比べて、これは2.5ユーロも値上がりしている。

ネットでレストランの2人席を予約できる。午後6時から7時30分まで、また午後10時から11時までの席を予約すると20%引きになる。

単品料理を頼んだレシートの写真があった。これを見ると、何でも恐ろしく高い。コカ・コーラ・ゼロ4.5ユーロ、パパイヤサラダ12ユーロ、ムール貝の香草パン粉焼き20ユーロ、海鮮チャーハン15ユーロである。

アメリカ人の投稿に次のような苦情があった。12人のグループで来たので、精算のとき、請求額を12で割って1人分の支払い額を計算してくれとウェイトレスに頼んだら「それは仕事のうちに含まれない」とすげなく断わられたという。

食べ終わって、精算書がテーブルに持ち込まれた時、だれかスマートフォンをもっている人に計算を頼めば、気分を害さずに済んだものを。

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