見出し画像

愛されなくて当然のありのままの私

ある一言で瓦解した私は。
今まで必死にぼろぼろの身体で積み上げていたものが一気に崩れ去ってしまった。
あとにはなにもない、なにもない。
何者でもない私。
お母さんの残した宝石は私が死んだらどうなるんだろう。
悔しい。あの人に勝ちたい。
でもあの人には認識すらされていないだろう。
ただのモブ。
どうして。
どうしても、私にはなにもなくて。
ああ見透かされていたんだ。
あなたにはなにもないよねって
言われたじゃないか。
その頃からもう見透かされていたんだ。
私はまた見限られてしまうのだろう。
その繰り返し。
すがりつくのに、誰かと何処かへ行ってしまうのみんな。
何にもなくてありのままだからいけないんだ。
何かないと愛されないんだ。
そういう経験をしてきたから、自己肯定感も低くて当然。
私は愛されない。

サポート投げてくだされば本当に嬉しいです。