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2021年ベストアルバム10選

 2021年にリリースされたものの中から特に好きな10枚を選びました。今年も気に入っているアルバムがたくさんあってめちゃくちゃ悩みました。

1. Deafheaven「Infinite Granite」

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2. Joseph Shabason「The Fellowship」

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3. 北航平「Mime Sketch」

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4. Violet Cold「Empire of Love」

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5. Car Culture「Dead Rock」

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6. Elijah Knutsen「Pink Dream」

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7. Tomu DJ「FEMINISTA」

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8. Eli Keszler「Icons」

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9. RainyBlueBell「THREE STARS」

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10. BROCKHAMPTON「ROADRUNNER: NEW LIGHT, NEW MACHINE」

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 上半期・下半期ベストを合わせるだけだと思ったらそうでもなかった。今年は新譜よりも特定のバンドをものすごい勢いで聴く年だったと感じています。その割には今年よく聴いたthe GazettEcinema staffの新譜は選ばなかったと……。良いアルバムでしたけどね、両バンドとも。

 さて、年間ベストを振り返ると、やはり全体的に落ち着いたアルバムが多い印象。今年は初めからロックやヒップホップよりもアンビエントを聴いていきたかったので、BandcampのAmbientタグを漁り散らかしました。年間ベストだとJoseph Shabason北航平Elijah Knutsenは特によく聴いたかな。もちろんCar CultureTomu DJGreen-Houseも良くて、どう言えばいいのだろうか、作り手の体温を感じるようなポップなアンビエントが好きでした。Eli Keszlerや最後まで年間ベストに入れるかどうか迷ったNala Sinephroのように、ジャズ志向の強い静寂も今年気に入った要素です。やはり例のウイルスの影響で、自分自身の好みが激変してしまったことが大きいですね。


 また、ブラックメタル界隈も一時期聴いていた時期があったので、Harakiri for the SkyViolet ColdKralliceの新譜は興奮しましたね。あ、明日の叙景のビオトープの底からもめちゃくちゃ良かったです。夏の一瞬を思い出させるノスタルジックな曲。国産ブラックだとKanashimiの新譜の話はいったいどこに行ってしまったのでしょうか。もしかして、私が知らない間にリリースされているとかないですよね……?

 ヒップホップは今年はあまり聴けませんでした。上半期はBTSAgust Dばかり聴いていましたが、Tyler, The CreatorKanye Westの新譜は気分じゃなかったので数回聴いただけで終わってしまいました。その中でもBROCKHAMPTONRainyBlueBell、それとKID FRESINOは最高でしたね。全員が全員カッコイイ。BROCKHAMPTONのDON’T SHOOT UP THE PARTYはかなりリピートしました。

 最近はあまり聴かない女性アーティストを勉強しているのですが、Clairoの新譜も良いですね。まだ数回しか聴いていないため年間ベストには選びませんでしたが、一年後にもう一度考えるとするならもしかすると!? という感じです。あとジャケットが好き。
 女性アーティストは本当に勉強不足なので、いつでもおすすめを募集しています。コメントとかTwitterにて。

 さて、今年リリースされたアルバムで最推しだったのは、Deafheaven「Infinite Granite」です。前作「Ordinary Corrupt Human Love」までは存在していたブラックメタル要素がほぼ消え去り、ジャンルならではの暗雲が漂う空気感とは異なった作品となった今作。……まあ元々そこまで暗いバンドではないですが。
 下半期ベストのnoteにも書きましたが、特定のジャンルに囚われることのない煌めきに満ち溢れた音楽です。音楽の楽しさに改めて気づかされる素晴らしいアルバムでした。

 2021年が終わり、次は2022年ということで、来年も気に入る音楽に出会えることを願います。そしてKendrick Lamarは早くアルバムを発売してくれ。THE 1975は制作中のアルバムの情報をくれ。ていうかDrive Like I Doはどうした。

……それでは、よい年末年始を。

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