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信号待ちで出会った優しさ

みなさん こんにちは。

ほっとするコラムにようこそ。
このマガジンでは、私が出会った優しいエピソード、勇気づけられた言葉や出会いをみなさんにもシェアしていきたいと思います。

心がちょっと寂しい時、なんだか心がざわざわする時、思い通りにいかなくて悩んでいる時、読んだ後にふわりと軽くなってもらえたら嬉しいです。

さて、今日は記念すべき第一回。とはいえ”ふんわり”を大切にしたいから、力まないミニコラムです。

私は犬を飼っています。もうすぐ12歳の小さなポメラニアン。雨が降らなければ1日一回は日課のお散歩に行きます。とあるお散歩の日に出会ったエピソードです。

その日はとっても良いお天気で、わんこはいつもの道からぐんぐん進みました。(私が)朝ごはんを食べずにお散歩出てきてしまったからなかったから、遠くまでいくと帰りが辛いなぁ、なんて思いつつ、ひたすら坂道をついていきました。

坂を下り切った先の大きな公園に行くには、2つの横断歩道を渡ります。
一つ目の横断歩道を待っていると、2つ目の信号が、ちょうど赤になりそうなのが見えました。反対車線には自転車に保育園児をのせたママ。急いでいるような様子。自転車乗ってると押しボタン押しにくいだろうなー、こっちで押そうかな、などと考えながら1つ目の横断歩道を歩いていると、目の前の工事現場で守衛をしているおじさんが、ポチりと押したのです。

そう、ちょうど横断歩道の近くの工事現場でガードマンをしているおじさんが、横断歩道を渡る人のため(自転車のママ)に、ポチりと押していたのです。
何事もなかったかのようにまた見張りの位置に戻っていったおじさん。
急いでいるような自転車に乗ったママはもちろん気付いていない様子。

工事現場のおじさんは、交通整理のおじさんじゃない。でも、押しボタン式って気づかず信号待ってる人のために、押してあげてるみたい。

お腹すいて坂道歩いて疲れ気味だった私も、その様子を見てなんだホワンとしました。優しさを押し売りすることもなく、それでもおじさんが見える世界でできる気遣いになんだか良い朝と思えた瞬間。

ちょっぴり元気に公園へ。朝ごはん食べずに出てきて失敗したーと思ったけれど、出会えた優しさ。きっとこうやって、自分も誰かがくれた優しさに支えられているんだろうな、なんて思いながら。

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