2024/09/08 鎌倉・江の島 日帰り旅行
朝は8:30に錦糸町駅に集合した。白田あるある、錦糸町駅集合のときだけやたら早めに来るを発動させ、この日も例に漏れず8時頃に「着いちゃった」と個人ラインが届いた。こういうとき何故かグループラインじゃなくて個人宛てに送ってくるのがなんか嫌いになれないところだなと毎度思う。
電車が来るまでの数分間の会話で白田や岸川の勉学に対する意識の高さが垣間見えた気がした。詳しい内容を覚えていないのは防衛本能だろうか。自分自身の勉学に対する関心の低下が招いたものだろうか。自分にとって気が滅入る話題を長引かせては、久々の4人での休日を楽しみきれまいと考え、電車の宣伝ポスターに書いてあるニャスパーに話題を逸らした。………何でニャスパーとかいうEテレにいた方が場に馴染んでそうなポケモンが選出されてたのか。都市伝説系のゆっくり実況者にあとでぶん投げておこう。
電車内でみんはやをやってたら鎌倉駅に着いた。大体のルートを頭の中に入れた上で、どのバス・電車に乗ればいいのか現場に立つと分からなくなる、不安になる。これが、俺あるある。と、思っていたが意外にもすんなり浄妙寺(報國寺)行きのバスが見つけられた。でも乗車時にSuicaを登録し忘れてしまった。みんなに言い訳を並べているうちに、自分がナチュラルに東京以外の地域を田舎と見下しているという深層心理に気がついた。単純に良くない。Twitterで見たら不快感を覚えそうだ。
報國寺入場にあたって400円支払いを行った。江の島でできるだけガシャガシャを回せるよう、百円玉を財布の中に温存しておく。取り立てて言うほどのものはここにはなかった。竹林。ただそれだけだ。近くにあった浄妙寺も100円で入れたのでチラ見したものの、取り立てて言うものはない。墓石。南無。
小町通りに戻って昼食を取った。店選びでは、ぼざろの影響を直に受けた谷中が生しらすを探していた。対する白田は良心的な料金設定の店を探していた。前の旅行時然り、行く先でご当地グルメがあるときは必ず所望する谷中、食事に対してもシビアな金銭感覚を持った白田の性質を今一度再確認できたように思う。彼らと出掛ける計画を立てるときに念頭に置いておこう。結局、昼食は白田の希望で安すぎず、高すぎないくらいの蕎麦屋に入店した。店内ではそば湯初見プレイの成人男性という、普通に生活していたらめったに見られないものが目の前で見られた。8月で終了した江の島ライトアップイベントの数十倍レアだったと思う。
時間が余りまくっている。小町通りの土産屋を見て回る際に、みんなして雑貨屋・服屋をスルーしていたのが印象に残っている。普段から利用していないような店だと目につかないもんなのかもしれない。この辺は、みんなで遊びに行く際と、一人で遊びに行く際とで棲み分けしておくべきだろう。また、夏休みの土産話や祖父母へのお土産のチョイスから、白田のずんだもんへの謎の執着が垣間見えた。
高徳院へ。大仏の胎内から出た瞬間の外の涼しさは忘れられない。与謝野晶子歌碑とかみた。以上。
問題のTULLY'S COFFEE編。「焼売」の読み方を模索する中で岸川のヒントを元手に外国由来、食べ物、中華料理の名称といったふうにジリジリ答えに詰め寄ってゆく白田。過ぎゆく時間の流れに痺れを切らし、接頭語に「海老」というヒントが俺の口から漏れ出た。白田はそれを踏まえ、その冷静なようで何も浮かんでないがゆえの空っぽな表情のまま、ボソッと「しゅうまい」という答えにたどり着いたが、何故かスルーして他の中華料理を考え始める。その様子に、全員漏れなく腹筋崩壊。白田が面白いだけの時間が3時間弱続いた。今思えばマナー違反も甚だしいくらいにうるさかったと思う。いつか誰かが一人暮らしを始めたときに続きをやれたらいいな。
江ノ電に乗った。谷中が問いかける。「上りと下りが駅で合流した理由わかる?」俺はさっぱりわからなかった。「走り出したら分かるよ」その問いかけ方から答え合わせまでの促し方まで、まるで街ぶらロケに慣れてきたクイズ王の貫禄だった。問いかけの部分で一旦スタジオゲストに回答を貰ってからVTRが再開し、丁寧なフリを作ってから江ノ電が発車。狭い路地に入ってレールが合流したところで、なすなかにしの驚く光景が目に浮かぶ。
スラムダンクの聖地へ到着する。岸川の唯一出した希望を叶えられてよかったと思う反面、マナーの悪い観光客もまぁまぁ目立っていて、岸川がわりとイラついていた。そうなるのも無理はない。なんかでもマナーとか常識って義務教育で教えられるものではなく、歳を重ねるうちに身につけておかなきゃいけないものというそれ以上にもそれ以下にもない扱われ方しかされてないのが現状で、学生の間は試験で測られることがないわりには社会人になると関係代名詞の使い方より重く扱われるのが不可解だ。「日本ではグローバルな人材育成を、初等教育の段階で組み込んでますよ」というしょうもない見てくれの為に小学生に英語を教えるより、マナー・常識・名刺の渡し方をカリキュラムに組み込んだ方が有意義な気がする。
江ノ島についた。やっと、、、やっと!!morgenが回していたガラス工房HOOKさんのガシャガシャが回せた!!!他3人からやや冷ややかな視線を受けつつ、財布に入っている限りの100円玉と500円玉を使い、指輪を4つ手に入れた。店に入って物色もしてきた。鞠のような姿形を模したイヤリングが気になったが、一気に買い込みすぎても次に来る楽しみを奪ってしまう。俺はそっと店を出た。谷中は店のすぐそばにいたが、どうやら他2人とははぐれたみたいだ。グループLINEで2人からどこおんねんと連絡が来る。「鳥居の下」という戦犯メッセージによって2人を混乱の渦に陥れているうちに、俺は他人事と言わんばかりに土産屋を物色する。ちゃっかりハマグリせんべいとかいう当たりの土産を手に入れた後、俺はグループ通話で「下の鳥居にいるからさっさと降りてこい」という暴君っぷりを発揮した。今考えると暑い中無駄に歩かせて申し訳ない。許せ。
予約していたとびっちょ本店に予約枠とか関係なく普通に入店。メニュー表から生しらす丼を探すが…………ない!!!谷中には申し訳ないが、結局食べれないのも含めて江ノ島エスカーにおける虹夏の再現みたいだと思ってしまった。次は店選びの際に生しらすがあるかちゃんと確認しよう。俺はしらすかき揚げ丼御膳マヨネーズ抜きを注文。結果としてマヨネーズは普通に食べれる人にとっても邪魔だったようで、俺は非常にラッキーボーイだった。まあまあ量はあったが、野菜以外平らげた後、岸川と半分こではまぐりの網焼きを追加注文した。実際美味しかったし、踏切前では迷惑客に不満気だった岸川の満足そうな顔が見れて嬉しかった。異性とのデートもこんな感じで相手の喜ぶ顔を見るという目的で行うのが正しいのかもしれない。蛙化とかほざいてるTwitter民よ、俺の考え方を見習いたまえ。
帰り道谷中に彼女できたか?と、尋ねられ「俺に釣り合う女がいないからなぁ」と返答した。本心だ。自身を持って言える。多分、料理というステータスがここ一年で大幅に上昇したことが悪い方向に作用している。
片瀬江ノ島駅へ向かう。歩き疲れた我々を迎える、竜宮城をモチーフとした荘厳たる佇まい。暗闇に燦然と輝く、昔やったファミコンソフトのラストステージを思わせる入口。これに対する「ラブホみたい」という白田の感想が響き渡る。逆説的に、ラブホに300年滞在し続けた浦島氏、非モテの富豪説が提唱された。
帰りの電車内で今日撮った写真をイソスタのストーリーにアップした。ストーリーという機能をいじるのは今回が初めてで、谷中のアカウントでお手本を見せてもらった。図らずも、俺の初ストーリーは匂わせ投稿となった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?