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ひとり旅~満足度UPの計画術~

前回まで、この夏に行った北欧ひとり旅のレポを書いてきました。
今日は私が、旅行に行く前に立てる旅程計画の方法を書いてみようと思います!
そもそも旅行の行き先の決め方は人それぞれだけれど、私は①写真を撮りたい場所があること(美術館や個性的な建築物があること)②ポイントとなる目的地が2つ以上はあること ③直感で今年はここが気になるという思いが強いことの3つが決定打になります。
今回の旅もこの3つが揃っていたので高額且つ長距離ですが「いま」行こうと実行に移しました。

1.Wish Listの作成
さぁ、行先は決まった。この後私がすることはWish Listの作成です。まずは、行けるかどうかはさておきガイドブック、ネット情報、インスタを見ながら気になる場所、行ってみたいショップ、食べたい料理などを思いつく限り書き出します。旅行の日数や移動距離などは考えずにとにかく書き出します。もちろん美術館などの観光地、ショップ、レストランを書き出すだけでなく、「○○をする」「○○を買う」「○○を見る」など具体的な行動ベースでそこで何をしたいのかなど、記載の粒度も自由です。
とにかく脳内にある自分の旅先でのイメージをドサっと書き出します。これはメモ帳に書き出してもいいし、ExcelやWordを使ってPCで書き出してもOK。

2.優先順位付け
Wish Listができたら、次にすることはそのリストの中から何が何でも叶えたいものをいくつかピックアップします。「ここには必ず行きたい」「これは絶対食べたい」など旅の目的によってさまざまですが、この必ず叶えたい事を決めておくことで旅の満足度は格段に上がります。
この優先度は3段階くらいに分けてみます①必ず叶える!強い意志 ②出来れば叶えたい(①によりの②)③最悪叶わなくても後悔はしないけど、時間があれば叶えたい 

3.移動効率を考える
ここからは具体的な旅程作成に入っていくのですが、とにかく短期間且つやりたいことが多い旅の場合は効率が重要です。
2で考えた優先順位の高い①から日程のどの日にあてるのかを決めます(予約が必要なものは予約も併せて)その後は、Googleマップを見ながら確定した行先の周辺で②③に該当するものがないかを確認して、エリアごとに行きたい場所を組み合わせます。もうこのエリアには戻ってこれないという思いで出来る限り地図上で効率よく回れるルートで巡る順番を考えます。
これは分刻みのスケジュールを立てている場合でなくても、この公園で何時から何時くらいまではのんびりしたいなって予定を入れている場合にも同様に考えてみます。

4.詳細情報のリサーチ
3と共に重要なのは詳細情報のリサーチです。これは何かというと、美術館やショップ、レストランなど行先のオープン・クローズの時間を休館日などを調べることです。海外だと多少適当なところもあって、調べたのに行ったら閉まっているなんてこともあるかとは思いますが、分かる限り調べることをおススメします。あとは、美術館などの場合、事前予約の有無や入場料なども併せてチェックしておくと「リサーチ不足で入れなかったー」ということを防げます。
3の移動効率を考えるときもこの詳細は大切で、オープン・クローズの時間からどの順番でまわるかを考えるとより多くの「Wish」を叶えることができるのです。

5.スケジュールに縛られすぎない
ここまで綿密な計画を立てておいて何を言うのか!という感じかもしれないですが、スケジュールに縛られすぎないのが旅を楽しむ為に一番大切なことかもしれません。予定はあくまで予定です。行ってみたらすごく素敵でもう少し長くここにいたいと思うかもしれない。慣れない旅先で体調を崩して動くのがしんどくなってしまうかもしれない、行けると思っていた行先が予定外にしまっているかもしれない。そういう事態が起きても、柔軟に「それなら次はこうしよう」「次の予定はこっちに変更だ!」なんて楽しみながら旅をすることも満足度を上げる秘訣かもしれません。
スケジュールに縛られすぎて「あれが出来なかった↓、これが出来なかった」なんて思うより、「まぁ、そんなこともあるよな。次ぎ行こう、次!」って思う方がよっぽど楽しい思い出になります。
特にひとり旅の場合は、これが自由にできるのも醍醐味!!

旅程の立て方は人それぞれ、「全て行き当たりばったり、その時の偶然に身を任せる」という人もいれば、私のように「旅の短い時間で最大限自分の望みをかなえてあげたい」という人もいると思います。

それぞれの方法で、旅行という貴重な経験を最高の思い出に出来たらいいですね!


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