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ドラマ『最愛』

作品情報

◎作品名:最愛(全10話)
◎あらすじ(Wikipedia参考):
連続殺人事件の重要参考人となった実業家の女性(吉高由里子)、彼女を取り調べる男性刑事(松下浩平)、彼女を守ろうとする男性弁護士(井浦新)の3人を中心とした物語が展開し、連続殺人事件の謎が複雑に絡み合ったサスペンスドラマ。

自分用メモ

◎視聴方法:Netflix
◎視聴しようと思った理由:『いちばんすきな花』で松下浩平を忘れられなくなり、ビールのCM以外で動いている松下浩平をもっと見たいと思ったから。
◎その他:松下浩平目的で見始めたが、演じる刑事の性格が私のタイプではなく、かなり体育会系だったので見るのを諦めかけた。しかしストーリーが面白かったので見続けることが出来た。正直徹夜して一気見した。見終わって横になった私は、井浦新をGoogleで検索していた。気付いたら松下浩平ではなく井浦新が好きになっていたようだった。

感想

一人暮らしの私はサスペンスドラマを見るのに抵抗があるのだが、松下浩平見たさに見ることを決意。お風呂中に脳裏によぎるようなシーンはなく、傷口が見えすぎたりするシーンもなかったので、心がやられることはなかった。サスペンスといっても、恋愛を絡めているので、ヒューマン要素が強めだったので、私と似たような感性の人には勧めたい作品である。

「連続殺人事件の犯人は誰だ」というのをテーマにストーリーが展開されていく。登場人物の1人1人の性格がとても魅力的であった。
話の流れでヒールを集める言動をすることがあっても、その裏にある強い信念や相手を思う気持ちがくみ取れる。サスペンスのような非日常が舞台になると、人の考えや思いが強くなる成果、表に見えているものと裏にあるもののギャップが激しくなる気がする。これがより面白いと思わせるのかもしれない。

松下浩平の刑事役は、ストーリーの進行役だったので表と裏のギャップが少なかった。『いちばんすきな花』の松下浩平が好きな人は、違う人だと思ってみた方が良いかもしれない。でもこの役もヨカッタんじゃないかな。

個人的には井浦新の弁護士役がとてもよかった。弁護士として頭がきれるところは普通に魅力的だが、エビが苦手だったり、主人公の梨央を献身的に支える姿。そしていつもスーツでしっかりしているのに、会社の不祥事に関して徹夜で資料をまとめたあと、明け方に床で「終わった~」と寝ている姿はヨカッタ。あ、この人お風呂入らなかったんだ、という親近感もある。

だがしかし、最終回を見終わった後は、なんとも心が救われなかった。
バッドエンドではないのだが、今まで見てきた人たち、1人1人を理解したうえで犯人を知る。その犯行理由も知るのだ。この犯人と犯行理由は、一生忘れないだろう。
そしてドラマが終わった後の世界を想像し、受け入れることになる。

はぁ、今思い出しても良いドラマだった。
サスペンスドラマなので全ての人がずっと幸せではない。悲しい、苦しい表情を見ることになるので、何回も見直すことは難しいが、1回見ただけでも十分に記憶と心に残るドラマであったと思う。

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