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リムチャットというメタバース

昔、『リムチャット』というオンライン空間で遠くに住む友達と、毎日のようにやり取りしていた事がありました。

上の画像を見てお気付きと思いますが、何ともシュールです。時代を物語るキャラクター設定で、顔グロ、ヘビメタ、おじさん、お婆ちゃん、えなりかずき、で構成されています。

この怪しすぎるキャラクター設定、最初はだいぶ警戒しました。でも知らない人と毎日やり取りするため、そのくらいの注意喚起的な雰囲気は必要であるように思います。とても良くできたシステムだと感じていました。

当時、昼間のネット通信は従量課金制で、唯一の使い放題プランは、夜の11時からNTTのテレホーダイというADSLプランであったと記憶しています。

夜な夜なパソコンにヘバリついてキーボードを叩き、寝る間も惜しんでオンライン空間で遠方に住む友達と遊んでいました。

その頃、パソコン通信ばかりしている人は『オタク族』と呼ばれていて、当時のワタシもしっかりとオタク化し、昼間は目の下にクマをつくって過ごしておりました。
もう20年以上前のことです…;

今、オンラインゲームが当たり前となり、息子たちが戦闘系ゲームのアバターとなって、オンライン空間で友達と遊んでいる姿を見ると、当時のリムチャットを思い出して懐かしくなります。

このようにアバターを使いオンライン空間を楽しむことが当たり前となってきていますが、当時ワタシがドハマリしていた『リムチャット』のこと…?と思います。今はもっと色んなことができるようになっているのでしょうか。

知らない人とアバターで知り合っても、毎日長時間一緒に過ごしていると、深い友情のような気持ちを感じます。

見た目や肩書きを問わず、ダイレクトに会話だけを楽しむことができるので、芸能人や運営者が身分を隠し、利用者の生の声を拾っていたようなこともありました。

また、自作アバターを装備することも可能で、常連になると仲間内で品評会を楽しんでいて、新しい利用者には親切にアバターの作り方を教えたり、作ってあげたりしていました。このようなクリエイター心をくすぐるシステムも魅力の一つとなっていました。

こういったオンライン空間のシステムがもっと簡単になり、誰でも使えるようになると、例えば、遠くに住むお祖母ちゃんと孫がオンライン空間で一緒に寛げるようになりますね。

そのうち常時接続が一般的となって、画面越しに同じ部屋で過ごし、すぐに話しかけられるようになりそうですね。そうなるとお互いに安心感が得られて良いと思います。

もうそんなシステムもあるのかな。
また時間があったら調べてみようと思います。

では、また👋😊

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