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コーヒーカップを探しに…丹波篠山

GWも終盤。

序盤は仕事もしてたけど、先月車検からクルマも返って来てからロクに乗ってないので、比較的渋滞には巻き込まれないであろうルートで丹波篠山へ…

目的は丹波焼のコーヒーカップを探しに行くこと!

去年、10年位前に信楽に行って買ったお気に入りだったコーヒーカップを割ってしまったので、その代わりになるものを探すのが目的。

行きは敢えて高速道路を使わず、下道で田舎道をひたすら走る。
予想通り、渋滞には巻き込まれず現地に到着!

このエリアには好きな少し温めの日帰り温泉(こんだ薬師温泉「ぬくもりの郷」)があるので、大半のルートは分かっていたけど、目的地間近で車2台が並ぶと苦労するような山道に出くわしたけど、無事到着。

なぁ〜んか、やっぱり緑溢れる土地に来ると生き返る気がするなと…

お昼は展示即売している丹波伝統工芸公園 立杭陶の郷の隣にあるお食事処(獅子銀陶の郷)でランチ。

頂いたのは釜めしうどん(そば)でそばをチョイス

優しい味のお出汁の利いた料理の数々にほっこりしてから、丹波伝統工芸公園 立杭陶の郷で陶器を物色。

最初にアートギャラリーに展示してあった作品を眺めていると、『もう、これはアートだな』って作品の数々に驚き。特に驚いたのは白土を利用すると鮮やかな色彩が出せる事。色見本で置いてあったパステルカラーの色見本を見て感心した。

ここの有難いのは工房別に作品が展示されているだけでなく、その場で触って購入もできる事。
ブースによっては名刺サイズの窯元を紹介したチラシがあり、それを持って、気に入った工房に行ける。展示されている作品数は限られるから、より深くその工房や作者の作品を見てみたいと思っている人には有難い配慮である。

早速気になった工房を数軒回ると、とある工房でブルーの発色が綺麗なコーヒーカップを発見!
持った感じの感触と重さも丁度いい。

ブルーの発色もそのグラデーションもお気に入りの一品❣

ところが、これがB級品!😳

何処がB級なんだろうとお店の方に伺うと、1点だけ黒点があるとのこと。

「家で使う自分用なので…😅」

と変な言い訳をして、相場の半額程度でお気に入りを見つけましたw

お店の方も、「実際我々も分からないものもあるんですよねぇー」と仰っておられたので、B級品で気に入ったものに出逢ったらラッキーかも?

これも、一期一会だな…

あと、2軒回ってもう1点は色合いもそうだけど、握った感じが丁度いいビールグラスを購入してきました。

これも発色が綺麗なんだけど、何より握った感触がピッタリフィット❣

ここの奥様が感じのいい方で、商品をごり押しして進めるのではなく『気に入ったものが有ればどうぞ』みたいな感じの接客。

それに、恐らく作陶をされている旦那様も明るく陽気な感じで、次に来られた外国人の陶芸体験の方たちに素敵な笑顔で片言の英語で説明されているのを見て、『習うならこんな人に習いたいな』と…

実は一度でいいからろくろを回して陶器を作ってみたいという願望が昔からあって、『是非次回は!』って思いました。

最後に陶芸美術館に立ち寄って、企画展で陶器の人形やステンドグラスで作った作品を展示されているブースがあり、出る前に恐らくその作家さんの奥様が「よろしかったらどうぞ。おみくじみたいなものです。」と紙に書かれた言葉を幾つか折りたたんで入っている籠を差し出されて引かせて頂くと、正に今の俺の背中を押すような言葉が書かれていた。

その奥様に「どうでした?当たっていると言われる方も居られますが…」と言われて、「突き刺さりました😅」と言うと、奥から優しそうなその作家さん(恐らく旦那様)が出て来られて素敵な笑顔で見送って下さいました。

ビールグラスを買った工房と言い、ここの展示ブースで出逢ったご夫婦と言い、何処かでこういう出逢いを求めてここに来たのかなと何か不思議なな気持ちでもあり、何処かホッとしたというか不思議な安堵感に包まれて帰路に就きました。😌

文字通り”ことりっぷ”でしたが、素敵な時間を過ごせたことに感謝…

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