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ヨム・キプルの日

先週9月16日はヨム・キプルでした。
ヨム・キプルまたは贖罪の日(しょくざいのひ)は、旧約聖書に書かれているユダヤ教の祭日です。ユダヤ教の祭日の中で最も大きな休日の1つで、先々週に行われたユダヤ歴の新年「ロシュㇵシャナ」から10日目に行われます。
この日、ユダヤ人は自らの罪を償うために断食をします。そのため、食事、飲水、シャワー、電気製品の利用、運転、そして何か楽しいことをするのも基本的にはできません。
もちろん、すべての人がするわけではありません。普通は宗教家の人、または伝統を気にしている人達だけです。伝統として断食をする人たちは大抵、一日を元気に保てるようにボードゲームなどをします。
子供たちは12歳までは断食をする必要はありません。この日は道路に車が一つもないので(この日、大人は運転できないので)、自転車などで車道を自由に走り回ります。なので、たくさんの小さな子供たちが自転車に乗って楽しんでいる姿を見ることができます😊 私も子供の時はローラーブレードを履いて長い間走り回っていたのを覚えています。すごく楽しかったです!

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ヨム・キプルには、その趣旨をあまり気にしない人たちもいて、ただの休日の様に過ごす人たちもいます。例えば、私のルームメイトやボーイフレンドと私はこの日、断食はしません。その代わりに夕食を作って、「チケット トゥ ライド」というボードゲームをします。

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そんな訳で、基本的に宗教家として育っていない人達にとっては、この日はボードゲームをしたり、テレビを観たり、休んだり、本を読んだりすることができるたっぷりとした自由な時間です。宗教家や伝統派の人にとってはこの日は罪を償える日なので、何も楽しいことは出来ません。

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