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キブツBar’amの住民

キブツBar’amに滞在して1週間経ちました。

聞いたところによるとこのキブツには300人のキブツメンバーがおり、その家族とボランティア、あとタイとフィリピンからの農業学習生を合わせると600人ほどの人が住んでいるそうです。

Bar’amは1949年、イスラエルが建国した次の年に設立しています。当時はイスラエル領土の主張のために作られたのかなとか色々考えてしまいます。

パブで働いているキブツメンバーの27歳の男性は、2006年のレバノン侵攻の際は戦闘が激しかったけれど、それ以外は静かなものだと教えてくれました。

南のガサ方面とは違って、いつも定期的にミサイルが飛んでくるわけではなさそうです。

キブツ内の人達はとにかく英語が堪能!流暢に話します。

出身はこのキブツで生まれ育った人や、単身アリーアーになってイスラエルに移住した人、先祖がイスラエルがパレスチナだった時代からいる人、様々です。


先祖はルーマニア、ロシア、アフリカ系、ヨーロッパ系、南アメリカ、沢山います。あとは砂漠から離れているので南のキブツと違ってベドウィン族がいません。

またパブの男性が言っていたことが印象的でした。
「みんな全く違う環境で生まれて育ってイスラエルに集まるけれど、軍隊に入って2年~3年一緒に過ごしたら、みんな仲良くなって一致団結するんだよ。」

軍隊の存在はイスラエルにとってかなり大きいようです。


※この記事は2019年5月15日に書かれました。

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