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木星期にキャリアコンサルタントと占星術に向かう

こんばんは、アレクサンドリアです。

昨日のキャリアコンサルタント知識講習を受講したことは、私にこの5年間のキャリアコンサルタントとしての振り返りをさせてくれました。

今は、占星術探究を第一にしている私ですが、なぜそうなってきたのかを順を追って思い出しました。

占星術でいうところの45歳、ちょうど木星期(45~55歳)が始まったころ、私は今勤めている会社で、人事労務担当として、様々な問題に直面していました。

木星期は、人生最大の幸運期と言われますが、私の木星期の始まりは、火星期の最後の課題がまだ色濃く残っていました。
いや、惑星の年齢域はくっきりはっきり分かれていないので、まだ火星期だったのかも知れません。

メンタルヘルス不調の職員、ハラスメントの関係職員、そういった問題があちこちで聞こえるようになりました。
また対象者は、一般職員のみならず、管理職にまで及び、結果、その部署全体が不安定になることにも見舞われていました。
実は家庭内でも、同様の問題がある時期でした。

そういった問題に対処するのは私の担当、それなのに全くの力不足で、まずは知識をつける必要があるとメンタルヘルスマネジメント検定を受けますが、それだけでは到底足りませんでした。

そこで、自分に最も足りないのは傾聴力ではないかと思い、キャリアコンサルタント講習を受けます。その過程で、人の話を聴くこと、聴いてもらうことの大切さや意義を身をもって感じることができました。

木星期3年目、47歳で資格取得後、さっそく企業内キャリアコンサルタントとしてできることはないか、と考えてみました。

キャリアコンサルタント仲間の中には、既に社内に専門の部署ができていて、活躍の場が用意されている、という恵まれた人もいましたが、私の会社は、キャリアコンサルタントという名前すら認知されていない環境です。

勇気を出して、資格取得を社長に報告し、また何か会社のためにやれることをやりたいと申し出ました。すると社長は、当時の私の上司と相談するようにと言ってくれました。

そこで上司に、セルフキャリアドッグ制度を説明し、一緒に説明会に出てもらいました。そして結果的には導入はしたし、社外のキャリアコンサルタントの方に、社員のグループワークやキャリア面談をしてもらいましたが、その後は外部でなく、管理者がキャリア面談を担当しています。

今となっては分かるのですが、当時はキャリアコンサルタント仲間との間で、「すごくいいものなんだから、(キャリアコンサルティングを)取り入れて、会社をより良くしていこう。」と意気込んでいました。

しかし木星期に入ってからの年数を経るに従って、「自分はこれが良いと思う。」が減ってきて、「その方がみんなにとって良いかもね。」に変わっていくようになり、会社の判断にも、結果的にはその方が全体にとって良いことだ、と思えるようになってきました。

木星期の前の火星期は、社会の中で自分を外に押し出す時期で、自分の目標達成に向かって必死に、集中して突き進む時期、と言えます。

しかし次の木星期では、自分が第一でなくなり、それまでに自分が身に付けたものを大らかに周りの人に分け与え、その結果、自分も周りも幸せになるような時期となり、今までやってきたことの結果が出るような10年になります。

キャリアコンサルタントとして学んだことは、今も随所で生かせていますが、そのように徐々に、組織全体においては、任せる方が上手くいくのだから、わざわざ入ることでもないと思うようになりました。


そして、それと同じ時期に出会った占星術で、私は個別性に注目するようになっていったのです。

例えば、Aさん、Bさんがいて、どちらも同じ部署で働いていたとしても、過程や成果に違いが出ます。お話を聴いても、当事者も深くは分かりません。
そんな時、ネイタルチャートを見れば、その人がどんなところに強みがあったり、苦手意識を持ちやすいかなどの可能性が書いてあります。

もちろん、すべての動機は、私が私自身を知りたいと思うことから派生したのであって、AさんBさんへの興味が先ではありません。
ただ、自分のチャート分析をするに従って、「これはすごい。」と思いました。自分の知らない自分が載っている、まさにジョハリの窓です。

そんな流れで、占星術の探求が始まったんだなあと思い出しました。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


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