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2021年の西武ライオンズを振り返って #5

卒論を書かなくてはいけないのに、やる気が起きず現実逃避をしています。いつかは自分にツケが回ってくるというのはもう百も承知なのですが、Youtubeをダラダラ見るよりはせめてnoteを書くほうがいいという謎の理論で文字を起こしています。

さて、今回は初めて野球についての記事を書いてみることにします。

野球の話題といえば、今年はなんといっても大谷翔平選手に尽きるでしょう。この暗い世の中の雰囲気の中で、かすかな希望の光として私たち一般人に明るい話題を提供し続けてくれました。

そんな明るい光とは対照的に、今シーズンプロ野球で42年振りに最下位に沈んだチームがあります。はい、そうです。埼玉西武ライオンズです。

遡ること12年、2009年。この年はなにがあったかみなさん覚えていますか?そう、第2回WBCが開催された年です。日本中が熱狂に包まれ、世界一になった興奮は当時小学生だった私の記憶に今も鮮明に残っています。

そしてその優勝メンバーの中にいたのが、日本の正遊撃手中島裕之(あの頃の軽快なフットワークはもう見る影もない。。)、脇役としていぶし銀の働きをしていた片岡易之、そして涌井秀章の3人でした。

物心ついたときから、父親が阪神ファンということで、なんの疑いもなく阪神を応援していたのですが、こんなカッコいい選手がいる西武ライオンズって一体どんなチームなんだろうと思い、オープン戦に行ってみることにしました。

(そのときの記事がありました。)

そして実際に西武ドームに足を運んでみて、その日は彼らはプレーをしていなかったのですが、あっさりと「あ、今日から僕は西武ファンになる」と決めました。なんともあっさり阪神を捨てたもんですね。それからはファンクラブ会員になり、1年に何度も西武ドームに足を運び、必死になって応援しました。なかなか勝てない時期が続きましたが、2018年にようやくリーグ優勝を果たし、2019年も連覇を果たすのです。

そして迎えた2021年シーズン。開幕早々に山川と外崎が怪我で離脱。源田がコロナで3週間ほどの欠場、クローザー増田は謎の不振で2軍暮らし、せっかくニューヒーロー若林が1番に定着したと思えば大怪我。とまあ挙げればきりがないほどの災難に見舞われ、辻監督もさぞ頭を抱えたことでしょう。

怪我人が出る一方で、途中からクローザーに回った開幕から39試合連続無失点の平良、去年のCSを賭けた一戦では酷いバッティングで戦力外寸前から大飛躍を遂げた呉念庭、2軍の帝王からの脱却を果たした愛斗、巨人戦でのプロ初ホームランから見事に覚醒した岸潤一郎、育成から支配下を勝ち取った水上由伸、そしてなんといってもライオンズ一筋20年、「男の中の男」栗山巧の2000本安打達成と、平成の怪物松坂大輔の引退。
新たな戦力の誕生や明るいニュース、お別れと盛りだくさんの1年でした。

今こうして書いているだけでも、西武ライオンズは今年1年間本当に色んなことがあったんだなと改めて気付かされました。

また、今年のドラフトは近年稀に見る大成功で、1位隅田2位佐藤のダブル大型左腕の獲得、更には外国人補強第1弾としてMLBで今季2勝をあげたエンスを獲得しています。

来年のライオンズはどんな1年になるのでしょうか??
今年は昨年最下位のチームが両リーグ優勝する、前代未聞の年になりました。オリックスやヤクルトにできて、西武にできない訳はありません。ぜひ来年は優勝、そして日本一へ導いてくれることを期待しています!

ここまで読んでいただいてありがとうございました。よろしければスキ・フォローをしていただけると励みになります!




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