νガンダムと出雲大社と足立美術館への旅路で考えたこと。
今年の目標にしていたことがある。
足立美術館の庭園を見に行くこと。
福岡にある、ガンダムの立像を見に行くこと。
MGヴァーチェかRGガオガイガーを作ること。
暁月の極蛮神マウントを取ること。
そして、noteを始めること。
私は目標があると、それを達成させるために行動しやすくなるタイプなので、毎年何かしらの目標を立てている。
上記のうち２つはすでにやり終え、今回の旅でさらに２つ目標を達成できた。
先々の仕事や予定から
7月の3連休に行くことにした。
前日に夏期休暇を貰って4連休にし、平日であれば安く行けるだろうと考えた。
ついでだから、出雲大社にも行っておくことにした。
旅程
旅のおおよそのルートをメモしておく。
1日目
居住地 → FDA → 福岡（νガンダム）
2日目
福岡 → JAL → 出雲空港（出雲大社） → 山陰本線 → 安来（足立美術館）→ 特急やくも → 岡山
3日目
岡山 → 山陽本線・阪急電鉄・モノレール → 伊丹空港 →IBEX → 居住地
旅のルートを、時間や飛行機や新幹線の料金と比較しながら検討するのは、
以前であれば何の苦労もなく、むしろ楽しく考えていたのたが、
今回は思っていた以上に面倒で、腰をあげるまで時間がかかった。
これも老化のせいなのかもしれない。
年齢を重ねると、何事もおっくうになってしまい、
活動範囲を狭めてしまうというが、そういうことなのだろう。
本当に動けなくなる前に、旅に行けるうちに行っておこう。
今年は、バンコクとアウシュビッツにいくつもりだ。
旅路で考えていたこと。『変わらないな・・・』
旅の目的であったガンダムや、足立美術館について書きたいわけでなく、旅の後半で、車窓を眺めながら考えていたことを書き留めておく。
頭に浮かんだのは、安来駅に着き、足立美術館へと送ってくれるシャトルバスに乗っていたときだった。
バスは駅前の商店街や病院が並ぶ道を抜けると、あとは田んぼの中のまっすぐな幹線道路を走って行く。
窓からは道路に沿って、ぽつぽつと民家や工場が立ち並び、
病院やセレモニーホール、パチンコ店なんかが見える。
中学生がヘルメットをかぶって自転車を漕いでいる。
田んぼの一面の緑色の中には、白いサギも見える。
『地元と変わらないな…』
遠く離れた地に来たとは思えないほど、見慣れた光景だった。
そして、あまり活気のないところも地元と同じだった。
そのことに少し落胆した。
何を見てそう感じたのかは自分でもわからない。
連休初日であるにも関わらず、街に人が少なく、賑わいがないこと。
車の交通量が少ないこと。
街の建物が、全体的に古く、整備されていないこと。
そんなことが影響したのかもしれない。
かろうじて、自動車のナンバー標識の「島根」を見て、
違う地域なのだと感じることはできた。
セミの鳴くのが聞こえたのも、遠方へ来たのだと感じることができた。
安定を得た結果、同質的な街並みに？
日本の地方都市は、島根や地元に限らず、同じような景観であろうことは予想がつく。
同じようなファミレスやコンビニ、衣類や電化製品の量販店。
人口は年々少なくなり、外を歩くのは高齢者ばかり。
空き家が目立ち、目新しい建物は大抵老人ホーム。
こんな感じだろう。
しかし、それは日本が成熟し、同じような環境やインフラが整えられた結果ということなのではないか、とも同時に頭に浮かんだ。
つまり、日本は安定している。
日本は、どの地域に行っても、生活することができる衣食住の環境が整えられるのはすごいと思う。
安定を求め、それを得た結果、同じような環境、街並みになってしまったのではないか。
また、生活の質の向上をさせるための、ハングリー精神やチャンレンジ精神のようなものが生まれない。
そのため、町や人に活気を感じられなくなっている。
高齢化や経済の悪化の影響ももちろんあるだろう。
そんなことを、足立美術館へ着くまでの車中で考えていた。
地元と変わらない街の様子に、多様性の少なさを感じ、それは危うさつながるだろう。
こんなことは自分が考えるまでもなく、多くの人が思っていることなのだろうが。
自分の旅の目的
自分の旅の楽しみ方は、未知のことを体験しつつ、自分の生活圏や既知していることとの違いを、旅先で発見することなのだろう。
今回の旅路で思いついたことを残しておきたくて記事にした。
上記のことだけでなく、
・地元には空港からシャトルバスを直行させるような観光地はあるのか？
・交流人口を増やすには、地元に何をアピールすればよいだろうか？
・地元の偉人だ誰か？その人物を観光のアピールにしてはどうか。
・岡山のソウルフードはデミかつ丼とフルーツパフェ。
・路面電車があることだけで、観光の目的になる。
・福岡の銘菓「博多とおりもん」の名月堂の「名月」について知りたい。
・足立美術館で、横山大観の「那智乃瀧」の実物を見たかった。
・地元にもガンダムの立像を作って欲しい。
などのようなことを考えたり、知れたりした旅だった。
バンコクやアウシュビッツでのことも、行った後には書きたいと思う。
お読みいただき、ありがとうございました。
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