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【研究】第8回福祉健康科学salon

 令和6年7月5日(金)16:00から「第8回福祉健康科学Salon」を開催しました。
 本Salonの目的は、理学療法学、社会福祉学、心理学といった各コースの専門領域を融合させた福祉健康科学を構築すること、更に他の領域を巻き込み学際的研究に発展させることです。二部構成となっており、第1部は各先生方持ち回りでの「講演会」と、第2部はドリンクを片手に融合へ向けた議論を深化させる「総合討論会」で構成されています。

 第1部は初めて大分駅近くのサテライトキャンパスおおいた(J:COMホルトホール2階)で実施しました。この1年間に任用された教員5名の先生方にそれぞれの研究内容を紹介していただきました。
 詳細は以下の通りです。

●理学療法コース 後藤孔郎 教授
  「腸内細菌が健康と疾患を制御する」
●理学療法コース 大塚章太郎 講師
  「脳梗塞に対する新規予防法の開発」
●社会福祉実践コース 志賀信夫 准教授
  「貧困理論の再検討」
●社会福祉実践コース 河野洋子 講師
  「大分県における里親委託推進の取組」
●心理学コース 志方亮介 講師
  「動作や行為表現を介した“しょうがい”発達支援」

 全ての先生方が、専門外の方にも理解できるように平易な図や言葉で解説され、非常に有意義な時間でした。また第2部は、会場を大分オーパ4階ビアガーデンに移し実施しました。第1部の研究発表を受けて発表者の研究をもとに議論を深化すべく、フリーディスカッションが行われ、各コースの垣根を越えた様々な議論がいたるところで活発に繰り広げられました。

第一部の様子

 今回は、福祉健康科学部教職員に加え初めて他学部からの参加により総勢23名が議論を交わし、福祉健康科学の更なる広がりを感じさせられたSalonとなりました。本Salonでの出会いや議論が、福祉健康科学部や大分大学のみならず、全国、全世界のへの情報発信に発展し、社会への貢献を目指したいと考えています。

(研究・社会連携推進委員会委員長 河上敬介)


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