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ランチは産後ケア施設で!

 こんにちは。二人の子どもを育てるワーママ、みなみです。
今回は、現在も月1で利用している産後ケア施設について、私の利用目的についてお話します。利用を迷っている方の参考になれば幸いです。


 二人目を授かったときには、出生率の低下とともに「産後ケア」が話題になっていたのもあり、私は以前からあった助産院やクリニックと連携した産後ケアホテルを利用した。現在は月1ランチ目的(金額的にも)で産後デイサービスを利用している。市から助成があって安く利用できるのはとてもありがたい。
 ぜひ、自分の住んでいる街のサービスを調べてほしい。

 産後すぐに利用したのは、産婦人科のクリニックの連携施設として2023年の4月にオープンした産後ケアホテルだ。完全にホテルのシングルルーム。3食+おやつと夜食つきで部屋食だ。病室と違ってシャワーやトイレも部屋の中にあるので誰かに会うこともない。
 また、24時間看護師または助産師がいて赤ちゃんを預かってもらえるのは大変助かるサービスである。入院中はなかなか軌道に乗れなかった母乳も少しずつ出始め、抱き方などの相談したりおっぱいケアしてもらったり、時には励ましてもらえて精神的にも助かった。 

 個人的には、入院中にお世話になった看護師さんや助産師さんと会えるのもメリットだった。リファのシャワーを浴びながら、無痛の麻酔代ケチってよかった!(安産だったから言えることだが…笑)と思っていた。

 産後ケアホテルは連泊するには高く、二泊三日の利用だったが満足だった。自宅に戻れば新生児のお世話だけでなく、上の子のお世話も待っている。
 
 我が家は、義母に来てもらっていたが、遠方に住んでおり年に1回程度しか会わないので、初めは喜んでいた息子も、1週間もすれば「ばあば、いつ帰るの?僕は、4人で暮らしたい。」と、私と2人の時にポツリと言った。ちょうど私もそう思っていた頃だ。
 仕事を休んで、お世話に来てくれたことは心から感謝しているが、やはり、息子はママがいい。赤ちゃんはお腹すいたとすぐに泣く。義母には、息子の保育園の送り迎えや面倒を見ることはやってもらえず、赤ちゃんが泣けばいちいち「ミルクをあげるのか」聞かれた。今思えば、私にとってそれは結構なストレスだった。 一人目と違って母乳が順調だったこともあり、義母にできることは食事と洗濯掃除くらいだった。(それでもありがたいのだが…)
 
 この時、私は3人目を授かることができたら、その時は年取った義母に頼るより家事代行サービスを利用しようと心に誓ったほどだ。その方がお互いストレスもたまらず、飛行機代よりだいぶ安くつくはずだ。

 おっと話が脱線してしまった。
そんなもやもやした気持ちも、産後ケアを利用して自分の時間を作ることでまた家族に優しくできる。
 「産後ケア」と聞くと、出産後すぐや、せいぜい1か月くらいを想像するだろうか。確かに産後1,2か月は母体が辛い。何時間にも及ぶ陣痛に耐えたと思ったら、夜中も3時間おきに授乳する。母乳なんて病院に入院している間に満足に出ることの方が珍しいのではないか。ぼろぼろの体を休める時間は母親にない。でも1か月くらいなら何とかなるのだ。問題はそれが何か月も続くことである。産後ケアは長期間にわったてその恩恵を受けられることが一番重要だと感じる。

 赤ちゃんの成長は著しい。月齢が変われば悩みも変わる。そんな時に、助産師さんに相談できるのは、とても心強い。デイサービスを利用すると母乳ケアもしてもらえるので、おっぱいトラブルを未然に防ぐことができる。赤ちゃんの体重も毎回計測してくれるので母乳が足りているのか、ミルクが必要なのか相談できる。

 私は、必ずオプションをつけてアロママッサージや整体、鍼灸マサージをやってもらう。栄養満点のランチに母乳ケア、マッサージに昼寝。ときどき悩み相談。普段仕事をしていると得られない地元の子育てに役立つ情報(保育園のことや学童、習い事など)も聞くことができて一石二鳥どころの利点ではない!

 半日でも、たった数時間、昼寝ができたり赤ちゃんと離れて一人になる時間が月に1回でもあれば…また頑張れる。ママがハッピーになれば家族に優しくできたり、気持ちが前向きになったり、夕飯のおかずが増えたりする。それができない時は、心も体も十分頑張っているんだ。余裕がなくていっぱいいっぱいなんだ。「今日ぐらい頑張らなくても大丈夫だよ。」そう思える場所があることが、ママには必要なんです。

 
 もし、産後ケアの利用を迷っているなら…
あなたも気軽に「産後ケア」を利用してみてはどうだろうか。
人生100年時代になっても、出産は人生の中でそう何度もない。産後の自分をたっぷり労わってあげよう。今こそ、自分のためにお金を使いましょう!!それが、回りまわって家族のためになるはずです。


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