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QRコード読み込みで作品案内をスマホで聞けるサービスが素晴らしかった件



はじめに
先日、東京富士美術館でのロバート・キャパの写真展を見に行ってきました。大好きな写真家さんなので、これを語り出したら止まらないのですが、今回のテーマはそちらではなく。

富士美術館でのスマホを使った作品案内サービスについて紹介したいと思います。
簡単、便利、しかも無料!言う事なし、です

操作方法
使い方は簡単です。

1.会場入り口にあるQRコードを読み込む

以上 笑

後は、美術館が有料で提供している音声ガイドと同じように、作品説明が聞けるエリアに行ったら、再生番号を選んで再生するだけです

音声ガイドとの違いは
1.イヤホンがない(持参するか、なければ電話をする時のように耳にスマホを当てる)
2.説明の声が有名な俳優さんとかではなく機械音声
それだけです。

QRコードを読み込む際には、特別展バージョン、常設展バージョン、など読み込むQRコードは4種類くらい並んでいて、そこから選ぶことができます。

音声ガイドの現状
調べてみると、近年スマホを利用した美術館などでの音声ガイドサービスは徐々に広がってきているようです。実は私のスマホにも入っているのですが、今回のようなブラウザタイプの他にアプリタイプもあります。

どちらもユーザ側にとって無料で使いやすいとメリットが多いのですが、美術館側にもメリットは多いようです。少し考えただけでも、

* 使用済み音声機器の消毒など衛生管理が不要
* 専用端末の購入費(レンタル費)不要
* 専用端末のメンテナンス費用不要
* 来館者に受け渡しを行うための人件費不要

全て不要になるわけですから!

まとめ
国立博物館や国立美術館など大規模な所は、有料で有名俳優さんや声優さんの声で説明してくれて、途中、作品に縁のある音楽が聴けるなど、有料ならではのサービスをしてくれる音声ガイドを提供してくれていて、これはこれで楽しいものですが、説明自体の精度は変わらないですし、無料ですし!これは大規模施設においてもデイスラプションの予感がします。そして、今まで音声ガイドがなかった小、中規模の美術館、博物館に、このスマホサービスはどんどん広がっていくのではないでしょうか?そうだと良いな、と期待しています。

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