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誰かのポジティブは誰かのネガティブと再確認した出来事

マダガスカルの学校は最高学年の卒業認定試験が毎年実施されます。
基準点を合格することができなかったら、もう一度同じ学年を繰り返す事になっています。
認定試験はいくつかの項目があり、体育も存在しています。

先日近所の運動場で実施されていたので、普段指導に行っている高校の校長先生と見学に行ってきました。

普段体育ではやっていないような中距離走や短距離走や、跳躍系の運動会さまざま実施されていました。

僕が学生時代の入試を思い出しました。
僕は運動が好きで、割と得意だったので、試験科目に体育があったらもちろん自分の点数にはポジティブな影響がありました。
逆に言うならば、理系科目や音楽がなかったことに救われました。

きっとマダガスカルの生徒も、体育が得意で好きな生徒もいれば、苦手で、好きではない生徒もいると思います。
試験科目を自分で選ぶことができないのも、逆に公平性が担保される要因になっているのでしょうか。

この一連の出来事で、みんなにとってポジティブな影響をもたらすことは難しく、そのようなことを望むなら、自らの力で選択することを可能にする力が必要なんだと思いました。

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