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マダガスカル201日目

1日を通して充実したなと感じた日でした。そしてこれからもっと充実させるために日記を書き、勉強と仕事の続きをしようと思います。
朝8時からオフィスに行き同僚に挨拶して少し話した後に、高校での体育の指導のために片道40分の少し遠い道を歩きました。
ちょうど中学生の一部が帰宅する時間とかぶっていたので話しながらゆっくり向かう事にしました。

来週は中学校に行く予定なので、楽しみです。子どもたちも会うたびに次はいつ来るのかの質問してくれて嬉しいと感じると同時に、もっと頑張らなくてはと思います。

さて高校での体育の話をしましょう。
今日もクラスの半数は体調不良や体操着を持ってきていないので体育に参加することができませんでした。見学する生徒もいればいつの間にか帰っている生徒もいます。正直人数も多く、名前も顔も一切一致していないので把握することは不可能です。

それでも体育をやりたいと意欲的な生徒に一生懸命向き合うことは僕の使命です。これからも無理に強制する事なく意欲的な生徒に持っている指導スキルをフルに使っていこうと思います。僕のやりたいことは意欲的な人と意欲的な人で作る環境で面白いことをすることです。体育を楽しみたい生徒の気持ちを尊重する事に決めました。体育をやる気がない生徒が邪魔をするときは少し強めに言う事にしました。

いつも体育の最初に運動遊びを実施しているんですが、もう何回も行ってるので、徐々に上達してきました。生徒たちも上達していることに気づいていると思います。同じ運動は飽きると思いますがあえて同じことを繰り返して、できなかったことを練習すればできるようになると言う実体験を生徒にしてほしい狙いがあります。

本日も授業中も他クラスが混じってきたり、準備運動や運動をしていない生徒が途中から授業に参加していると言う問題が起きました。
別に途中から体育に参加したり、準備運動をしてなくても好きな運動やスポーツの実施時に途中参加することを最初の方は許容していましたが、徐々にその生徒の人数が増え始め、最低限のルールを設けないと授業が崩壊すると思ったので最近は少し厳しく言うようにしています。

しかしうまくマダガスカル語で伝えることができないのと、他の先生と比べると明らかに厳しく指導することをしないの生徒としては正直僕の言うことを聞かなくても怒られないと言う認識が染み付いているのだと思います。
とは言っても、恐怖心から来る外発的動機で生徒を動かすのって自分的にはいいことだとは思わないので、生徒に自らの行為が間違っている事を気づいてほしいし、同じクラスの子が意見し会えるクラスになってほしいと思います。生徒を信じてみようと思います。それができるのもボランティアの立ち位置の僕だけでしょうから。

以前とは違う点も見受けられるようになりました。
以前までは、サッカーは好きで得意だからやるけど、バスケットは嫌いで苦手だから座って見る生徒もいましたが、基礎練習を実施したり、練習した後にゲーム形式でゴールを決める体験をすると意外とバスケできる事に気づいて次の授業から積極的になっている生徒も現れだしました。いいいことです。

小さい成功体験を作ってクリアしていく。その結果学習意欲が育まれていくのではないでしょうか。体育に限らず、体育でで経験したことを他授業や私生活でも活かしてほしいです。

こらが体育の役割だと思います。

正直指導時に感じるストレスもありますが、それよりも生徒が楽しんでいる姿やチャレンジしている姿を見る時間が多くなるように、改善して、いい授業ができる充備を毎日していきます。

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