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なぜ、寝違えって起こるのか?

こんにちは!アベです!


前回のギックリ腰に続き、今回はこの季節に多い寝違えについてお話します!


まず、なぜ寝違えって起こると思いますか?

それは…首を変な角度にして、同一姿勢で長時間寝ているためです。
起こる理由が単純ですよね~(笑)

そんなことは、知っているよと思う方もいらっしゃると思います。
では、なぜ暖かい季節には少ないのでしょうか?


寒いと筋肉がギュッと収縮します。
力が入っている状態ですね!
その状態で同一姿勢が続くと、筋肉に過剰な収縮力がかかり
オーバーヒートを起こし炎症を起こし痛みが現れます。

この状態は、長時間足を攣っている状態を放置し肉離れを起こすのと似てます。
足を攣るのも水分不足で使いすぎのオーバーヒートなのです。

話を戻しますが、オーバーヒートを起こしている状態が
筋肉の炎症による寝違えなのですがここはギックリ腰と同じでもう1種類あります。


もう1種類の寝違えが頚椎がズレ椎間板に炎症を起こす寝違えです。
こっちの方が厄介です…(笑)

この寝違えは、筋肉に過剰な収縮力がかかっている状態で首を動かすことで
頚椎が引っ張られズレる場合と
寝ている姿勢の角度が悪くうまいことズレてしまう場合があります。

ズレたことで椎間板に炎症が起き、それをかばって頚部や背中、肩へ痛みが起こることが多いです。


寝違えはどちらとも共通して頭痛が起こることもあり
長引くと、とてもしんどい症状が続いてしまいます。


また、寝違えは寝るたびにかばって反対側を寝違えてと
交互に繰り返すことが多いです。
そのため、全然症状が改善しなかったり、どんどん悪化して行ったりと
なんともしつこいのが寝違えです。


そんなしつこい寝違えとお別れするには
早めに治療することです。
寝違えもですが、急性期の症状はどれだけ早く炎症を抑えられるかで
予後が左右されます。

痛めてすぐに適切な処置を行うと、症状はすぐ取れますし繰り返しません。
電気をかけて筋肉のケアを行うことで筋肉性の寝違えは改善します。

しかし、椎間板性の寝違えは、ズレがある限り続きますし
他のところへ症状が起こることが多いです。

頚部は脳と体幹を繋ぐ部分です。
脳からの刺激を頚部を通って手足や臓器などに指令を伝達します。
歩け!という指令だったり、物を持て!という指令がしっかり伝わることで動けるのです。


しかし、頚椎がズレるとこの伝達は伝わりにくくなり
手足の痺れ、痛みに限らず、消化や生殖機能、耳鳴り、自律神経系の症状などが出ることがあります。

よく多いのが腱鞘炎です。
手首や腕周りを施術し改善することもありますが
それで改善しない方が約半分ほどいらっしゃいます。
そんな時に頚部を施術すると、不思議なことにあっさりと症状が改善するのです。

それほど頚部のズレは様々な症状を引きを越してしまうので早期に改善しておきましょう!


頚部のズレを治すのってボキボキするんでしょ?なんか怖いな~という方が多いと思います。

安心してください。
矯正の仕方はたくさんあります。
そのため、一人一人に合ったご要望に合わせてやっていきます!
優しくソフトな施術でもしっかり戻せますのでお任せください!


最後に寝違えの予防方法とセルフケア方法を覚えていってください!

寝違えは炎症を起こしています。
ギックリ腰などと同じで急性期のケガは72時間で炎症がピークを迎えます。
そのため、痛めてすぐや3日目くらいまでは湿布などで冷やしましょう!

ギックリ腰などと違い気をつけてほしいのが
冷えて動きが悪くなり起こるのが寝違えなので、寝ている間は湿布などは張らず、冷やさないようにしてください!
炎症が起こっているからと寝ている時に冷やすと悪化してしまいます。
なので日中の行動している時のみ張るようにしましょう!


では、寝違えを起こさないためには、どうするのか?
それは…温めるです!
凄くシンプルですね!(笑)

ネックウォーマーをして寝ていただいてもいいですし、
首元に何かあるのは邪魔だな~という方は、モフモフの枕カバーを使ったり
モフモフが鼻に入ってむずむずして眠れないという方は、ユニクロやニトリに暖か枕カバーがあったと思いますので使ってみてください!

僕は、暖か枕カバーを使ってから寝違えの頻度が年1くらいになりました!
これまでは週1くらいでしたが…(笑)

肩甲骨や肩がこれから雪かきをすることで痛めやすくなります。
それもギックリ背中や寝違えの原因になります。

そのため、冷えているところで急激に動かすのではなく
肩甲骨の間にホッカイロを貼り温かい血液を回すようにすると
痛めにくくなります!

なぜ、頚部ではなく肩甲骨の間なのかというと
赤ちゃんの時に体温調整するのに重要な褐色脂肪組織が
大人で残っているのが大腿部か肩甲骨の間になります。
効率よくしっかり温められるので肩甲骨の間がおススメです!


あとは、半身浴やぬるま湯に浸かってコアを温めるのも効果的ですが
寒いので無理せずやれそうな方は実践してみてください!


では、寝具は関係しないのですか?と聞かれそうです(笑)
やはり、同一姿勢で寝ているのが好ましくないので寝返りをうちやすい環境を作ることも大切です!

枕の高さや柔らかすぎる枕やマットレスや
反対に硬すぎる枕や床に布団なしで直接寝たり
枕の周りだけでなく寝る周りに様々なものを置いて動きを制限したり
上げだしたらキリがないくらいNGなことはあります。

枕やマットレスは、何日か使ってみないとわかりませんが
ある程度反発のあるマットレスを使ったり
低くても程よい硬さで沈まない枕を使用してみましょう!

首の状態は毎日違います。
そのため、低めの枕にバスタオルを何枚か用意して
その日にあった高さに調整して寝るようにするのがおススメです!

睡眠は1日の4分の1を過ごす場所ですので環境を整えて
頚部を守りながら過ごしていきましょう!


ケガについてのブログを書くと長くなってしまいますね~(笑)

今回も長い記事を最後までお読みいただきありがとうございました!

またお待ちしております!

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