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花相の読書紀行№.57『男は旗』

心優しきクルーたちよ、いざ冒険の船出へ!

【男は旗】/稲見一良
<あらすじ>
かつて“七つの海の白い女王”と歌われたシリウス号。客船としての使命を終え、今は船上ホテルとして第二の人生を送っていた。ところが経営難から悪徳企業に買収される羽目に。しかしひと癖もふた癖もあるクルーたちが納得するはずがない。やがて謎の古地図に示された黄金のありかを捜し求めて、ふたたび大海原へと出航。爽快かつファンタジックな冒険譚。

★感想
大変面白かったです。
海と帆船と冒険、まったく男のロマンを照れることなくストーリーとして展開させていますね。
物語は、主人公が飼っているコクマルガラスの視点から語られる‥‥稲見さんの本は、やっぱり鳥が出てくるんです。(笑)

前半は、登場人物たちの紹介を交えながら後半への伏線となっていて、後半には冒険が始まります。
私も登場人物の一人になって、楽しく読ませて頂きました。

今も昔も男は海賊に憧れる‥‥(* ´艸`)

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