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花相の読書紀行№.119『ジョーカー・ゲーム、ダブル・ジョーカー』

スパイ養成学校“D機関”が動きだす。

【ジョーカー・ゲーム、ダブル・ジョーカー】/柳 広司
<あらすじ>
◆ジョーカー・ゲーム
五感と頭脳を極限まで駆使した、 命を賭けた「ゲーム」に生き残れ――。
異能の精鋭たちによる、究極の"騙し合い"!
結城中佐の発案で陸軍内に極秘裏に設立されたスパイ養成学校“D機関"。
「死ぬな、殺すな、とらわれるな」
この戒律を若き精鋭達に叩き込み、軍隊組織の信条を真っ向から否定する“D機関"の存在は、当然、猛反発を招いた。だが、頭脳明晰、実行力でも群を抜く結城は、魔術師の如き手さばきで諜報戦の成果を上げてゆく......。
東京、横浜、上海、ロンドンで繰り広げられる、究極のスパイ・ミステリ。
  ・ジョーカー・ゲーム
  ・幽霊ゴースト
  ・ロビンソン
  ・魔都
  ・XXダブル・クロス
◆ダブル・ジョーカー
結城中佐率いる異能のスパイ組織“D機関”の暗躍の陰で、もう一つの諜報組織“風機関”が設立された。
その戒律は「躊躇なく殺せ。潔く死ね」。D機関の追い落としを謀る風機関に対し、結城中佐が放った驚愕の一手とは?
表題作「ダブル・ジョーカー」ほか、“魔術師”のコードネームで伝説となったスパイ時代の結城を描く「柩」など5篇に加え、単行本未収録作「眠る男」を特別収録。超話題「ジョーカー・ゲーム」シリーズ第2弾。
  ・ダブル・ジョーカー
  ・蠅の王
  ・仏印作戦
  ・柩
  ・ブラックバード
  ・特別収録 眠る男

★感想
スパイ・・・と言うと映画でしか触れていなかったので、今回がたぶん初遭遇です。
以前観た映画“キングスマン”もそうだけど、スタイリッシュで兎に角カッコイイ! 舞台設定が戦時中の陸軍と言うのも気に入って、2冊まとめて完読しゃちゃいました。
それぞれ5編の短編形式になっているので時間の無い方でも楽しめると思います。
スパイ養成学校を作った、結城中尉や活躍するスパイたちの魅力にド嵌り。
さて、続編はいつ読もうか。


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