花相の読書紀行No.3『ギャップ』
多重人格探偵登場
【ギャップ】/西村健
私が多重人格を知るきっかけが、ダニエル・キイスの『24人のビリー。ミリガン』でした。
その後も彼の作品の魅かれて『アルジャーノンに花束を』『五番目のサリー』『心の鏡』『眠り姫』を購読。それから“多重人格”と言う言葉を耳にすると何故か反応してしまいます。
ここに登場する探偵の設定が多重人格、お話の流れから人格交替についても難しく解説されていないので気軽に楽しめる一冊。
コロコロと入れ替わる人格に、読み手も翻弄されながら事件を追いかけていきます。そしてラストには、ちょっとした仕掛けが・・・😮
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