アルコールと睡眠薬と私①


はじめまして

初めまして、あさと申します。
noteには初めて書き込みをするので、右も左も分かりませんが、よろしくお願いします。

私は「アルコール依存症」「睡眠薬依存症」という病気と共存しながら生きている者です。
この病気との付き合いは10年以上・・・、もっとあるかもしれません。とにかく長く付き合っており、いずれ書きますが完治する病気ではないので、今もこれらと共存しながら日々を送っております。
病気ときちんと向き合い、治療を始めたのが2年前。そこから紆余曲折ありましたが現在はかなり落ち着いている状況です。
落ち着いてきた甲斐もあり、自分自身と見つめ合う時間も増え、また様々な患者仲間とも触れ合う機会が増えたことで、なんとなくですが「自分がこうなったきっかけ」や「一番辛かった時」、そして「どのようにして立ち直っていったか」を発信してみたいと思う気持ちが強くなって参りました。
私などがおこがましいですが、今も苦しんでいる人たちの一助となれば・・・、また、私自身も新しい発見ができるのではないか・・・。
そう考えてnoteに書き込みをしてみることに致しました。

ざっと自己紹介

アラサー既婚女です。上述した通り「アルコール依存症」と「睡眠薬依存症」を抱えております。
学生時代からそれらしき兆候があったものの、就職してしばらくは落ち着いていました。
学生時代にあった症状としては、「不安を紛らすためにお酒を飲む」「睡眠薬を処方量より多めに飲む」といったもの。既に暗雲が立ち込めていますが、社会人になりそういった行為は控えるようになります。ちなみに、睡眠薬とアルコールの同時摂取を覚えたのはこの頃。
社会人になってからは、軽い睡眠薬を内科で処方してもらい服用しつつ、お酒は飲み会があったときに人より少し多く飲む程度。よくいるOLでした。
ただ、落ち着いているかにみえる新人サラリーマン時代においても、「次の日は休みだしゆっくり休みたい」といった軽い気持ちで睡眠薬を処方されている分量より多めに飲むことがありました。
そこから数年が経ち、段々と問題が顕在化してきます。
気がつけば、仕事から帰って大量のお酒を飲むようになり、眠れない問題も段々と悪化しているので、睡眠薬を多めに飲むことが増えてきました。
そして、問題は深刻化したのは今から4年程前のこと。
とあることがきっかけで、非常に多量のお酒を飲むようになり、お酒を飲まなければ落ち着かない、リラックスできない、といった状態になります。
また、睡眠薬も、内科の処方だけでは間に合わず、複数の精神科・心療内科を掛け持ちして異常な量を服用するようになりました。
・・・。
この状態が1年ほど続いた後、精神科に入院することとなります。
しかも、1回の入院では治すことができず、退院後更に悪化し、2回目の入院もうまくいかず。3回目の入院で、ようやくアルコール依存症専門治療を受けることとなります。ここで、睡眠薬の減薬も行いました。
3回目の入院が終わった後も順風満帆とは言えない治療生活が1年ほど続きましたが、今現在においてようやく症状が落ち着き、「どうにかなっている」状態となりました。
具体的には、断酒が1年近く継続されており、また、睡眠薬は医師から処方された分量を処方された通りに飲んでいる状態です(量もかなり減りました)。

今後書き連ねていくこと

書いていて自分でも思うのですが、今の自分の状態は「ようやく治った! よかったよかった!」と手放しで安心できるものではないことがよく分かります。
ギリギリのところで均衡が保たれいるような感覚です。
そんな自分だからこそ、今すべきことが、今後また悪化しないために自己分析を重ねること、悪化しそうな時の対処法を考えていくことなのかなあと思います。
また、今一番苦しんでいる人にも、自分もこれまでの体験を発信することで、少しでも希望が見えたらいいなと思っております。
以上を踏まえまして、今後は「なぜ依存症になったか」と「どうやって立ち直れたか」をポイントに、経験談を書き連ねていきたいと考えております。
不備不足、不十分な点、多々あるかと思いますが、どうぞよろしくお願い致します。


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