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日常のオーバードーズ

自分には関係ない?

市販薬の乱用といったニュースを聞く。
先日、子供が風邪気味だったため薬局に行き、咳止め用シロップと鼻水用シロップを買おうと手に取った。
どっちが適当なのかよく分からなかったので、とりあえず二つとも購入してストックしておけばよいだろうとレジに行った。
するとレジの方から過剰摂取になるといけないのでどちらか一つにしてくださいと言われてしまった。
「同時に飲むようなことはしませんよ」
といったが、あちらもルールがあるのでこちらが引くしかなかった。
時間ずらして買いにきたら、売るのだろうと、頭の中で文句を言うしかなかった。
それにしてもまさか子供用シロップの購入を制限されるとは思いもよらなかった。

町医者で処方される薬は問題ないか?

オーバードーズは現実逃避や精神的苦痛の緩和が目的とされている。多くは若者だとされている。
高齢者が町医者で大量の薬やシップをもらうなどの行為も問題だ。
これは国民の医療費負担という文脈で語られることが多いが、若者たちと同じように肉体的・精神的に問題のある過剰摂取は見過ごされていないだろうか?
自分の母を見ていると、何かといえば、町医者に行って点滴や薬をもらってくる。
母は年に一度は気を失って倒れてしまうことがある。
体質のせいもあるかもしれないが、飲んでいる薬を調べたところ、血圧の薬が2、3種類ほどあり、処方している医者に本当に必要か聞いたことがある。結果、減らしてみましょうということになったが、別にその後、問題はない。むしろ以前は、体に力が入らないからといって週に2、3度点滴をしてもらっていたが、今は全くしていない(と思う)。
因果関係を証明することはできないが、血圧を下げる薬が問題の元凶のような気がしている。

オーバードーズを防ぐには

根本的な解決法は思い浮かばないが、オーバードーズを防ぐ観点からも、国の医療費を下げる観点からも、価格を上げる(自己負担を大きくする)ことは効果があるのではないか。お金がかかるというのは一定の歯止めになる。
安いというのはいいことばかりでない。
しかしドラッグストアはどこも安さが売りだし、高齢者の医療費の自己負担も相当ディスカウントされているのが現状だ。

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