見出し画像

あいさつ・掃除・素直 

愛知県のリサイクルカンパニー
豊アルケミー株式会社 代表の桐山です。
地方で子育て・教育・地域に関わって生活している企業経営者です。


私の座右の書のひとつに
「私が一番受けたいココロの授業」
という本があります。
始めて読んだのは2013年です。勉強会の課題図書として紹介して頂いた本です。

私がこの本から得た教訓というか、大事にしているエッセンスがあります。
それが

『あいさつ・掃除・素直』

です。

あいさつは良好な人間関係の基本ですよね。「ありがとう」という感謝の言葉もあいさつに含みます。
たかが言葉、されど言葉です。

掃除の良い点は精神状態が改善される点にあります。行動と成果が一目瞭然ですから、気持ちがスッキリします。
また周囲にも良い影響を与えてくれます。ポジティブな面は感じにくいかもしれませんが、汚いトイレは見るだけで気が滅入るものです。
掃除の効果は思った以上に大きいものだと思います。

素直。あいさつと掃除に比べると、行動として見えにくいのですが、あいさつと掃除をすることで自然と素直な気持ちになれるような気がしています。
物事がうまくいかないときは独善的になったり、意固地になったりしがちです。
そういうときはあまり考えないで、黙々と掃除してみると、ふっと気持ちが軽くなり、気にしていたことも忘れられます。

年々歳を取っていくと、周囲からおだてられたり、立てられたりして、謙虚さを忘れがちです。
そういうときこそ

『あいさつ・掃除・素直』

を心掛けていきたいと思っています。

最後に著者さんからのコメントも紹介しておきますので、ご興味を持たれた方はぜひお読みください。

著者からのコメント
私達は、長野県にある専門学校に勤めています。
学校では、「すべては学生のために」をモットーに、ココロを育てる取り組みをしています。
「学生に幸せになってほしい」と本気で考えているのです。
ここで言う「幸せ」とは、資格や就職と言った「目先の幸せ」ではありません。
「教育の真価は10年後に問われる」という言葉がありますが、卒業して10年後、20年後...
「私達の手が届かなくなったときの幸せ」が、本当の意味での幸せだと思うのです。
そのために、学生達に「自分のチカラで幸せになるチカラ」を身につけてもらいたい...と、そんな風に考えているのです。
この本に掲載している授業は、まさに「幸せになってもらうための授業」なのです。
比田井和孝が「こういう授業が絶対に必要だ! 私がみんなに伝えたいんだ!」と
2004年11月に、学校の全クラスをまわって行ってきたもので、2008年現在でも、もちろん続けています。

そして、私比田井美恵が、2006年にこの授業の実録をメルマガとして配信したのがすべての始まりでした。
日本最大のメルマガサイト「まぐまぐ!」の「まぐまぐ大賞2006」では、約30,000誌の中からたった3誌の「まぐまぐスタッフ賞」をいただき、
「まぐまぐ大賞2007」では、「教育・研究部門第3位」を受賞することができ...。
読者の方のご要望で作成した、この授業の無料冊子がクチコミで全国に広まって、15,000人の方に読んでいただき、
それを目に留めたごま書房の大熊さんから「編集者として、こんな素材を埋もれさせておくわけにはいきません! 日本全国の書店を通して、この授業を全国に広めましょう」
と熱烈にプッシュしていただき、このたび出版となりました。ありがたいことです。

この本には、私達の「幸せになってほしい」の思いがたくさん詰め込まれています。
この本を読んで、ひとつでも心に残るお話があれば、こんなに嬉しいことはありません。
それが、もしも幸せになるためのきっかけとなれば...私達も幸せです。
この本から、少しずつ、少しずつ「幸せの輪」が広がることを心から願っています。

それでは!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?