見出し画像

根性では怠惰に勝てない(英語学習)

根性では怠惰に勝てない。半年ほど前にそう悟ったにも関わらず、このコロナ期間、毎日英語の学習と筋トレが出来ている。今日はその秘訣を皆さんにご紹介します!!なんていう気はサラサラありません。n=1なので。
この方法が意外と自分に合っているので、備忘録として残そうと思います。

根性では怠惰に勝てない

僕は向上心が昔から強かったので、何かと身につけようと努力するタイプでした。しかし、それらはひどい時は次の日、長く続いても1ヶ月後には忘れています。
身近な人や弱い人を救う姿に憧れて弁護士を目指していた時には、中1ながら民法の勉強をしようとしました。ノートには、弁護士を志すアツい理由と共に『絶対に三日坊主にならないように!』と書きましたが、寝て起きたらそんなことなどすっかり忘れて辞めてしまっていました。
後日「いや、""三日坊主""では無いけども!!!」とお手本のようなツッコミをしたのを覚えています。
モラトリアム期間の記事でも自白したように、僕はかなり怠惰な人間です。恥ずかしいくらいに自分に甘い。それでも、チャンスの女神を捕まえるために、将来に向けて備えなければならない。数々の戦いと挫折の末に、終止符を打つ形で「根性では怠惰に勝てない」と悟りました。白旗です。

怠惰に勝つのは”意思の力”?

少し前に参加した短期インターンシップでこんな話しを聞きました。

「怠惰に勝つのは"意思の力"です」
「目の前にあるファミチキを食べずに我慢するためには、意思の力で明確になりたい姿を思い描くことが大切です。」

「なるほど。意思の力か。よし、まずはなりたい姿を鮮明に思い描こう!(ファミチキを食べながら考える僕)」
確かに、意思の力があれば怠惰に勝つことが出来ると思います。僕もテスト前や受験の時は、怠惰を捨て勉強に励んだ経験があります。これは、”良い点数を取って良い大学に行きたい”という意思があったおかげだと思っています。一方で「英語」や「プログラミング」といった”いつか絶対役に立つけど、今は特に役に立たない"みたいな僕にとって”いつかはやらなければならないやるべきこと”の学習は、どうも怠惰に勝てませんでした。なので、自分なりに工夫することにしました。

工夫したら怠惰に勝てた

ここでは、継続のみを美徳としています。継続できてる=怠惰に勝っているみたいな方程式をまず皆さんと共有しておきたい。(※今から連鎖的に工夫が生まれたかのような書き方をしますが、それぞれの工夫が生まれるまで数週間から数ヶ月立っています。)

ある日、数多くの挫折(=継続出来なかったこと)を振り返って、「あの参考書、一日1ページでも続けられてたらもう終わってたやろうなぁ」と思うことがありました。前に取り組んだ時は2ヶ月で参考書を終わらせる計画を立て、一日5ページの配分で進めていましたが、体調を崩したのを期に辞めてしまっていました。
それならばと、一日1ページだけでも続けるようにしたのが1つ目の工夫です。
① 一日1ページでもやるようにし始めた。
コツコツとただ1ページだけでも続けていましたが、特例が発生しました。友達との飲み会で泥酔してしまったのです。意識はありますが1ページでも究極に面倒くさい。という気持ちです。何度もこういうことはありました。ランキングを続けていたのに雨が降ったときなんかもそうです。丁度いい言い訳が転がっていてそれに飛びつきたくなります。ストイックな時の高木は自分を叱咤激励して頑張りますが、その後に反動で辞めてしまうことがありました。なのでその時は、「いーーーーじゃん今日は寝よーぜ!幸せ〜!」と脳内悪魔に大賛成する形で寝ました。今でもそうしています。
②休みたい気持ちに批判無く従うことにした
初めの方は気持ち良く寝た次の日に「昨日の分を取り返さなければ!」と張り切って2ページやっていましたが、愚策でした。風邪を引いて数日休んだら、もう次やるのが面倒臭くて仕方がない。それで勉強を辞めてしまうこともありました。なので次は
③休んだ分取り返そうなんて思わないようにした
しばらくすると次第に1ページでは物足りないと感じる日が出るようになりました。「いや、無理をすると継続出来なくなるから...」と1ページだけをやっていましたが、我慢ならん!!ということでやりたい日は何ページでもやることにしました。だからといって次の日休んで良いとか面倒臭いルールは作りませんでした。(昨日休んだっけ?あれ、頑張ったのって何日前だ?みたいなことになるので)
④やりたい日は好きなだけやるようにした
ルールは以上です。大まかにはこの4つをルールに、今は英語学習を続けています。

まとめ


① 一日1ページでもやるようにした
②休みたい気持ちに批判無く従うことにした
③休んだ分取り返そうなんて思わないようにした
④やりたい日は好きなだけやるようにした

初めが「あの参考書、一日1ページでも続けられてたらもう終わってたやろうなぁ」と思ったことから始まった工夫なので、徹底的に自分に継続出来る形にカスタマイズしました。見ていただいたら分かるように、怠惰は怠惰のままだし、自分にめちゃくちゃ甘いルールですが、結構楽しく続けられています。もちろん明確な意思を持って、短期集中で取り組まれる方には敵いません。そういう人に会ったら、是非とも何故頑張れるのか聞きたいと思います。でも当分会う予定はありません。だから昨日の自分よりもちょっとだけ出来るようになってたらそれで良い。そう思いながら今日も英語の勉強をします。


余談ですが、ティム•アーバン氏のTEDTalk『先延ばし魔の頭の中はどうなっているのか』は"いつかはやらなければならないやるべきこと"に対して、非常におもしろおかしく警告してくれています。是非見てみてください。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?