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Jリーグクラブの試合告知ポスター比較してみた

Jリーグ開幕まであと10日。

各クラブのSNSを見ていると新シーズン開幕に向けた「告知ポスター」に関するリリースが出されはじめている。

我らがアルビレックス新潟のポスターデザインも昨日リリースされたということで、2/7時点でポスターデザインが公表されている(自分調べ) J1 7クラブのポスターをそれぞれチェックしていく。

□アルビレックス新潟

見た瞬間にあのYoutubeの企画が思い浮かぶコピーとビジュアル。

こんなにもホワイトを基調としたクラブポスターあったっけ?ってくらいめっちゃホワイト、めっちゃ冬。

個人的にはもうちょっとブルーを入れても良かったんじゃないかなって気はする(ここら辺は好み)

また試合情報の記載が無いこともあってかなり情報少なめ。

まぁ試合情報が気になった人はスマホで調べられるし一応右下にQRもあるから、ビジュアルを立たせたいのならこれぐらいの情報量でもいいのかも。

ブレイキングドリーム掴みたいねぇ!!!笑

□サンフレッチェ広島

キャッチコピー無し、凝った構図でもない全体的にシンプルなデザイン。

ユニフォームの柄が背景になっているとこは個人的に好き。

また前述した新潟と比べてもクラブカラーメインのポスターなのでファンとしてもしっくりくるものなのでは。

全身の選手素材を入れ込むことでパンツのスポンサーロゴが露出されてるのもポイント。


□北海道コンサドーレ札幌

クラブのクリエイティブディレクター相澤陽介氏によるデザイン。

さすがにちゃんとお金かけてるだけあってさすがのインパクト。

横型のポスターを見ると分かりやすいが、ミシャ監督のシルエットに選手達が入り込んでいる構図にも強いメッセージ性を感じる。

縦横のデザイン展開に加えてHP上でPDFを公開することで、どんどん色んな所に貼ってねーとサポーターに投げかけてるのも珍しい気が。

□川崎フロンターレ

フロンターレは調べて見つけた2枚をチェック。

1枚目はユニフォームデザインをそのまま落とし込んだシンプルなデザイン。

特筆すべきはこの2枚目。

映画とタイアップした川崎フロンターレらしいポスター。

映画の作品名「湯道」にかけて「優(勝)道」はユニークがすぎる。天才。ずるい。

ちなみに我らがアルビレックス新潟も2012年の開幕ポスターでドラゴンボールの映画とタイアップしてこんか感じのポスター作ってたな。
(あれどういう経緯だったんだろうか…)

□湘南ベルマーレ

クラブカラーが全面に押し出された1枚。

ユニフォームデザインに取り入れられている三角形の格子柄がポスターの全体的なデザインだけじゃなく対戦クラブのアイコンにも反映されてるのがユニーク。

あと細かく見るとユニフォームスポンサーだけじゃなくそれ以外のスポンサー名も記載されていて、こういった所にもクラブ独自のカラーが垣間見える。

□名古屋グランパス

グランパスはシーズン開幕2戦に向けた試合告知ポスター。

ポスターに載ってる選手の横に名前が入ってるのは唯一。

クラブカラーの赤白黄で「開幕」と「クラブの意気込み」の2つが伝わるデザインに。

この書体の感じは名古屋だと地元の人的にもしっくりくるんじゃないかな、めちゃくちゃにイメージだけど城下町ってのも相まってこういう書体との親和性高い気がする。

□京都サンガF.C.

上部にビジュアル、下部にスケジュールと全体的にシンプルなレイアウト。

そして名古屋と同じく、コピーは毛筆の力強い書体に。

京都の街中のポスターが(寺社仏閣とか特に)こういう書体を使いがちだから京都に合ってる感じがするのかな…?


7/18クラブしか見てないけどポスターデザインだけでも結構各クラブのカラーが出るもんだなってのが所感。

またクラブとして作ったポスターをどう使うのかってのも結構違うんだなってのも学び。

個人的にはコンサドーレみたいにデータ配布してどんどんみんな広めちゃって!みたいな形で良くない?って思うけど、一般には配らず何かの特典として配布するクラブもまだまだけっこうあるのが現状。

何が正解とかはないけどそのポスターが「何のために」「誰に」「何を伝えるために」作られてるのかって視点からデザインを見るのは大事だなあと感じた深夜午前1時でした。

誠ボランチ

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