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旅のほん_vol.003:イザベラ=バード『日本奥地紀行』

イザベラ=バード(1831-1904)はイギリスの旅行作家です。

イギリスが一番調子の良かった時、その経済力を背景に世界中に冒険しに行った人の一人というところでしょうか。ただ容易に想像できるように、この時代に女性が、しかも「極西」(Far Westという人はいませんね。不思議なことです。)イギリスから「極東」にある日本の都会とはいえないような場所に通訳を連れてとはいえ、旅を行うというのは、ある種のたくましさを感じます。時々、こういう女性おられますよね。

ちなみに、漫画にもなっています。今のところ7巻です。

イザベル=バードに関しては、他にも多くの著作がありますし(日本語でも読むことができる)ので、ここでは割愛しますが、彼女自身のことと日本への旅に関しては、こんな本も出ています(値段がえらいことになっていますが、実際はもっと普通の値段になっていますので、確認してみてください)。

時代的制約はあるのかもしれませんが、とりあえず東京から北海道まで歩いて行くというのはなかなかできません。今でもする人はほとんどいないはずです。実際に歩いてみないと、彼女が歩いたところをどれくらい再現できるのかわかりませんが(江戸時代の大動脈である東海道さえ、100%当時の道を再現して歩くことはできないのである)、いつか歩いてみたいものです(どなたかスポンサーになっていただければすぐに実行します笑)。





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