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キャンティでの昼食 ②

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.61>

トスカ州・ワインの里、キャンティ(Chianti)滞在・2日目。
この日の昼食も、宿泊しているホテルのレストランへ。

旅も終盤に入ると、食いしん坊の私も、さすがに、胃腸も少し疲れ気味。
無性に野菜が食べたくなり、この日は、軽めにしようと思い、注文したのが、
こちら。

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カプレーゼ
(Capurese)

運ばれてきて、その盛り付けに、惚れ惚れ。
アバウトなんだけれど、なかなか、こうは盛り付けられません。
ミニトマトへの包丁の入れ方、開き具合、バジルとルッコラを上手に散りばめて、そこに、キュッと縛られたミニ・モッツァレッラチーズが、3つ。
思わず、見入ってしまいました。

う~ん、美味しそう…。
お料理は、目でも楽しむ。
同じ味わいでも、食べる前から、ワクワクさせられる盛り付けの方が、
五感が刺激されて、断然、美味しく感じますからね。

一緒に運ばれてきた美味しいオリーブオイルを、たっぷり掛けて頂きます。
シンプルなお料理ですが、トマトも、モッツァレッラチーズも、瑞々しく
旨みたっぷり!
本当に、美味しいです。

急に、胃腸も「ウェリカム状態」に。
食べる前は、軽めに…と思っていたのですが、メイン料理も頼んでしまいました。

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うさぎのフリット
(Furitto di coniglio)

日本では、家庭の食卓には並びませんが、イタリア、特にトスカーナ地方では、よく食べる食材のひとつです。
ぶつ切りにしたウサギは、ちょっと骨が多いけど、鶏肉に近い味わい。

にんにく、ハーブ、オリーブオイルで漬け込んでから揚げたフリットを、
しっかりと、美味しく頂き、大満足。

パスタは食べなかったけれど、結局、しっかり食べてしまった私。
料理の勉強とは言え、ここが、食いしん坊の性でしょうか…。

さあ、食後の運動、キャンティの街を、さらに歩きましょう!

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