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ザンポーネ ☆ モデナ発祥の年末年始のご馳走です

<イタリア旅行記(2016年北イタリア)No.63>

州都・ボローニャ(Bologna)がある、エミリア・ロマーニャ州でも
サラミ・ハム等、多くの肉加工品が造られています。

その中でも、クリスマス、年末年始ならではの加工品があります。
ザンポーネ(Zampone)です。

ザンポーネ(Zampone)

発祥地は、エミリア・ロマーニャ州のモデナ(Modena)。
フェラーリ社、そして、バルサミコ酢の里として知られている街でもあります。

豚足のスネの部分に、スパイスなどで味付けをしたミンチ肉を詰め、
低温で、ゆっくりと加熱された肉詰めで、年末年始のご馳走として食べられています。

ボローニャ滞在中、テレビで、ザンポーネ製造工場の特集が放映されていて、
見ることが出来ました。

ザンポーネ工場の様子

このように輪切りにして、こちらも年末年始の縁起物・レンズ豆を添えて
食べます。

近年では、豚足を使わずに、腸に詰めるコテキーノ(Cotechino)も
多く造られているそうですが、やはり、豚足で作られたザンポーネは特別なもの。

年始のイベント用に、こんなに大きなザンポーネも作られていました。

さすがに、この大きさの豚足はないので、皮は作られたものだと思いますが、
その様子を見ているだけでも、ワクワクしてしまいます。

この旅では、ザンポーネを食べられませんでしたが、
また、機会があれば、是非、試してみたい年末年始のご馳走です。

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