金沢の郷土料理・鴨の治部煮
< 2016年 北陸・冬の食材探しの旅 ⑧ :最終回>
金沢の郷土料理が食べたい!と、事前に調べて、
金沢市内の居酒屋さんで夕食をとりました。
チャキチャキっとした女将さんが応対して下さり、地元のお魚、お野菜を、沢山頂きました。
鴨の治部煮
(Jibu-ni : un piatto di anatra in umido)
名前の由来は諸説あり、豊臣秀吉に仕えた兵糧奉行・岡部治部右衛門(じぶうえもん)が考案した料理で、彼の名前からという説。
調理するときに、" じぶじぶ "と煮つけるように作るから、等々。
鴨肉の代わりに、鶏肉で作るレシピもありますね。
そして、治部煮に欠かせない材料が、もうひとつあります。
すだれ麩(不室屋)
現地では、生すだれ麩が入っています。
この写真は、2017年3月に、当教室でご紹介した時に使用したもの。
金沢から、生麩を取り寄せて、教室で使うのは難しく、干すだれ麩で代用しました。
日本郷土料理シリーズ・第4弾
金沢「鴨の治部煮」(2017年3月メニュー)
皆さま、" じぶじぶ "と作って頂きました。
居酒屋さんのお料理に戻ります。
金時草のお浸し
(Kinji-sou: Un contorno di verdure cotto)
写真がボケていますが…。
夏から冬にかけて出回る、葉の裏側が紫色をした金時草。
最近、神戸でも見かける時があります。
茹でると、粘りが出るのが特徴で、その食感が美味しいですね。
のどぐろの姿焼き
(Griglia di Blackthroat seaperch )
「小ぶりだけど、のどぐろ、あるよ!」と言われて、思わず注文してしまいました。
ふわっと軟らかい白身が、やっぱり美味しいですね。
白海老の天ぷら
(Tempra di gamberetti bianchi)
この時期ならではの白海老、登場です!
富山湾で水揚げされる白海老は、鰤、ホテルイカと共に、「富山のさかな」として認識されています。
軽やかで、サクサク、美味しく頂きました。
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Avevo mangiato l'ingredienti tipici di Kanazawa.
Sono andata a una taverna giapponese, ci gustavo la cucina locale, è stata una grande soddisfazione.
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【お店情報】
☆居酒屋割烹 源左衛門 木倉町本店
石川県金沢市木倉町5-3
☆加賀麩 不室屋(ふむろや)
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